待ち続ける

ゴールデンボンバー【おさかな地獄】歌詞の意味を解説!なぜ魚に愛されたい?地獄のように不安な心情に迫るの画像

魚は僕を愛していない
魚は僕を選びはしない
魚は僕と結ばれることなど…あり得ない
(Jesus Impossible)
魚が僕を待っていなくても
魚が他の誰か愛しても
魚が僕を選ぶことを
待ち続ける…この海で

出典: おさかな地獄/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

魚は陸に上がることはできず海の世界で生活しています。

そんな魚が陸で生活する人間のことを知っているのか、それすら怪しいものです。

ましてや人に食べられるのを待っている、なんてことはあり得ません。

「魚は僕らを待っていない」。

たとえそうだとしても魚への愛は止まりません。

魚が僕を待っていないなら、僕が魚に選ばれるのを待とう、というのです。

魚に選ばれるということがどういう状態を表すのかはわかりませんが、この歌からは底無しの愛を感じます。

いつまでも

いつまでも…いつまでも…いつまでも…
愛してる…愛してる…愛してる…
いつまでも…いつまでも…いつまでも…
待っている…待っている…この海で…

出典: おさかな地獄/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

最後にいつまでも待っていると、魚への愛を叫んで【おさかな地獄】は終わっていきます。

魚は僕らを待っていない、待つのは僕のほうなんだ、という熱い想いを込めて。

このオーラスが繰り返され、フェイドアウトで終わっていく曲構成も90'sヴィジュアル系を意識したものでしょう。

【おさかな地獄】は魚への愛、90'sヴィジュアル系への愛、2つの愛が詰まった楽曲になっています。

まとめ

ゴールデンボンバー【おさかな地獄】歌詞の意味を解説!なぜ魚に愛されたい?地獄のように不安な心情に迫るの画像

この記事ではゴールデンボンバー楽曲【おさかな地獄】の歌詞を解説しました。

その内容は国民的名曲【おさかな天国】の人間中心主義的視点に異を唱えるものになっています。

魚の目線に立ち、鬼龍院翔がダイビングを通して感じた魚の尊さが申し分なく歌われていました。

サウンド面やワードの端々からは90'sヴィジュアル系へのリスペクトも感じ取れます。

ゴールデンボンバーらしいユーモアがたっぷり詰まった曲なので是非聴いてみてください。

それでは最後に関連記事をご紹介しておきます。

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