その理由は著作権!

そう、発売延期の理由は著作権にありました!

え?オリジナルの音源なのに何で著作権に引っかかるの?と思いますよね。

どこの部分が著作権を侵害していたかは勿論、発表はされていません。

しかし、その理由は「サンプリング」にあるのではと筆者は考えています。

パクリはダメ!じゃあサンプリングは?

他所のアーティストの曲を勝手にマネするのは勿論良くないことですよね。

しかし、HIPHOPには「サンプリング」という文化があります。

サンプリングとは、他の曲の一部や一小節を抜き取ったり繋ぎ合わせ別の曲を作ることです

ラッパーが発表する曲の多くは、このサンプリングによって曲が作られています。

それが無許可であったり著作権の侵害に当たると判断されたことから、発売延期になってしまったのです。

Creepy Nutsにしか出来ない売り方

【メジャーデビュー指南/Creepy Nuts】歌詞を解説!面白いやりとりで脳内再生が止まらない?!の画像

しかし、そんなアクシデントさえ味方にしてしまうのがCreepy Nutsです!

アクシデントというか、宣伝の一部だったんじゃないか...。

そう思わせてくれるのも、彼らの魅力の一部なのではないでしょうか。

曲中に出てくる謎の人物は、以下の様に語っております。

「あっ、そういえばお前ユーチューバーの知り合いおる?」
おらんわ。
「インスタグラマーは?」
おらん!
「作っとけ作っとけお前、宣伝してもらえ、今はそういう時代やぞ。ほんで今度会ったらサインもらっといて」

出典: メジャーデビュー指南/作詞:R-指定 作曲:Shingo Suzuki

仮にこの人物が語ったやり方が、現代の売れるセオリーだとしましょう。

アクシデントも歌詞の内容も含め、全てがセオリー通りじゃないですね。(笑)

むしろ全力でそのセオリーを崩しにいってます。

しかしそんな姿勢が彼らにとっての戦い方で、表現方法なのでしょうね!

この曲を通して伝わってくるのは、彼らのメジャーでの生き方そのものかもしれません。

まとめ

如何でしたか?「メジャーデビュー指南」の魅力は伝わりましたでしょうか?

Creepy Nutsのお二人、世間一般のラッパーのイメージとは少し離れている気がします。

歌詞の内容や言葉遊びも独特ですよね。

アンダーグラウンドな、所謂イメージ通りのHIPHOPとは少し違うかもしれません。

RHYMESTARKICK THE CAN CREWに近しい存在ではないでしょうか。

B-boyだけでなく純粋に音楽好きの方や、最近HIPHOPに興味を持った方。

そんな人々に分け隔てなく支持される存在ですね。

OTOKAKEではジャンルを問わず、たくさんのアーティストを紹介しております。

Creepy Nutsの他の曲についての記事も多数ありますよ!

そちらの方もチェックしてみて下さいね!

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個人での活躍ぶりも素晴らしい1MC・1DJユニット、Creepy Nuts。今回は、ファン目線で選んだおすすめの人気曲を、ランキング形式で紹介していきます!

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