自分自身の心

いつか還る場所

誰もがその海へ還るはずさ、研ぎ澄まされた“五感の海”へと
ねぇ、その手で触れたいんでしょ 絶望と歓喜のBODY
一緒に寄り添い愛せるから…思い切って抱いて!

出典: Naked Dive/作詞:勇-YOU-・松井洋平 作曲:太田雅友

間奏部の歌詞です。

少し色っぽい言葉が使われているのは「無彩限のファントム・ワールド」と一緒ですね。

1行目の歌詞は最初のイントロと通ずるものがあるように思えます。

海は命が生まれ出た場所。

歌詞だけを見ていると、なんだか死んだ魂が戻っていく場所のように見えるかもしれません。

ですが、ここで登場している海は決して死に場所ではないのでしょう。

これは、「誰もがふと立ち帰る感覚」のことを言っているのではないでしょうか。

感覚というのは身近なようでとても深いものです。

それを「海」に例えているのでしょう。

この後にサビ前半の部分が2つ続くのですが、1つ目は1番目のサビと同じです。

ありのままの姿で生きよう

さぁ、Naked Dive! “現在(いま)”を超えて
描くのさREALの先を
そう、Naked Dive! 躍動のmyself
幻想よりも大胆がいい!

出典: Naked Dive/作詞:勇-YOU-・松井洋平 作曲:太田雅友

2つ目のサビの歌詞です。

今まで「Dive」だったのが「Live」に変わっています。

発音は「ライヴ」のため、「生きる」や「生活する」という意味でしょう。

つまり「何もまとわず、ありのままで生きよう!」といっているのです。

サビの後半部分の歌詞は1番と同じになります。

自分をむきだしにして世界に飛び込んでみよう

「Naked Dive」の歌詞が言いたかったことは、「虚構まみれの世界から飛び出そう」なのでしょう。

その手段がタイトルの「Naked Dive」。

歌詞の解説でも紹介しましたが、タイトルの「Naked」は英語で「はだか」のことです。

「無彩限のファントム・ワールド」はお色気シーンがあり、歌詞もそれを連想させる言葉が使われています。

その意味が全くないわけではないでしょうが、どちらかといえば「たとえ」

本当にはだかになって海に飛び込むわけではありません。

閉塞的で生きづらいと感じる人も多い今の世界。

私たちはどうしても、与えられた「刺激」を無意識にまとって自分が見えなくなってしまいます。

しかしこの息苦しさから飛び出すには、まとったものを捨て去り「むきだし」にならなくてはなりません。

「むきだし」が「はだか」と考えることができるようにも感じられます。

多くのアニメタイアップを手掛けてきたSCREEN mode

Naked Dive(SCREEN mode)「無彩限のファントム・ワールド」OPの歌詞を徹底解説!の画像

「Naked Dive」の歌詞について解説しました。

生きづらい世の中でも、現状突破を試みる歌詞は聴く人を前向きにしてくれるでしょう。

同時に「無彩限のファントム・ワールド」の世界観も表現されています。

一方でそこまでアニメを知らない人でも楽しめる歌詞になっているのが素晴らしいところ。

アニメファンもSCREEN mode自体のファンも、同時に入ってこられる楽曲です!

他にも「文豪ストレイドッグス」や、「黒子のバスケ」と話題アニメ主題歌を手掛けたSCREEN mode

これらの曲も記事で紹介されています。

もし興味をお持ちになりましたら、こちらの記事も是非覗いてみて下さい!

人は誰も人生に迷い悩みもがくもの。人気アニメ「文豪ストレイドッグス」の主題歌になった「Reason Living」はその作品の世界観にリンクしている部分が多いようです。「Reason Living」の歌詞を解説します。

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