銀杏BOYZ
GOING STEADY(ゴーイングステディ、通称・ゴイステ)
問題児バンド、銀杏BOYZ
パンクロックバンドと言えば、古今東西問題児の集まりであるところは、読者の皆様のご想像の通りかとは思います。
今回紹介する銀杏BOYZも、これまで数々の問題を起してきました。
激しいライブパフォーマンスや観客のモッシュ、観客席へのダイブなどで有名な銀杏ですが、2004年末、ライブ中のパフォーマンスがもとで峯田が除骨を骨折し、事実上の活動休止となったこともありました。
また2005年の巨大ロックフェス、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」での全裸事件もありました。ボーカルの峯田がパフォーマンス中ステージ上で全裸になり、書類送検までされるという事態に発展した、実にパンクロックバンドらしい騒動です。
さらに何かというと脱ぎたがる峯田、2007年の台湾のステージでも下半身を露出し警察当局の取り調べを受けました。
メンバーの離脱
そんな問題児ボーカルに嫌気がさしたのか、はたまた他に目標ができたのか、定かではありませんが2013年以降メンバーは次々に脱退を表明します。
そして2014年、ついに銀杏BOYZは峯田のソロプロジェクトとなったのです。
(Zはもういらないんじゃないか、とファンの間でも噂になりました、余談です。)
俳優、峯田和伸
しかし、そんな問題ばかり(主に露出だけど)起こす峯田、不思議にチャーミングな魅力が多くのひとを惹きつけます。
2003年、田口トモロウ監督、宮藤官九郎脚本の人気映画「アイデン&ティティ」に主演したことを皮切りに本格的に俳優活動を始動。
2017年の大ヒット連続テレビ小説「ひよっこ」での、有村架純演じるヒロインの叔父役という重要な役どころでレギュラー出演を果たします。
その少年のようにピュアな人柄は、演技の世界からも愛されているようです。
駆け抜けて性春
2005年1月にリリースされた銀杏BOYZ初のアルバムであり、現在までファンの間では一番の名盤とも名高い一枚「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」に収録されたこのナンバー。
青春パンクロックバンドの楽曲そのままの、情熱と青臭さにまみれた青春ソングです。