ポルノグラフィティ【REUNION】歌詞の意味解説！どんな輪を繋ぐ？タイトルに込められた真意を紐解く

言葉の使い方が絶妙で心地よく響くパートです。

決して切れない意図は同音異義語の糸にかかっているのでしょう。

目標に向かって失敗しても努力を続けることが糸を縒り合わせること、繋ぐことになぞらえています。

そうやって縒り合わせて繋いだ糸は強く、簡単に切れてしまうことはないでしょう。

目標に向かってあきらめない強い意志でやり抜いていこう！という応援のメッセージは力強く背中を押します。

失ったものと再会を果たし輪をつなげるために、胸を張って歩いていこうと奮い立たせてくれます。

2番の冒頭は1番から続く重要なパートです。

「輪」と「環」で人との繋がりはもちろん、世の中すべての事象との繋がりを表現しています。

『REUNION』の再会そのものも「わ」と捉えてもいいでしょう。

人の指で作ったような小さな輪が人がつながることで大きな環になっていくのです。

命令形の歌詞にすることで歌詞の一言一言がより響きます。

世の中では新しいことが起こり、終わりを迎え、そして新しい始まりがあります。

物事は途切れているようでつながっているのです。

終わりが来ても再会（REUNION）を果たすことで、途切れることなくすべての事象は輪で繋がります。

出会いがあれば物語は始まり、新たな輪が生まれ環が広がり円へと近づきます。

ここで「すべては円でつながっているんだ」と気付かせてくれるでしょう。

この歌詞は解釈が難しいパートです。

人には心も体も固定観念に凝り固まっている状態のときもあります。

そんなときには自分の感じたことを素直に受け取ることも大切です。

自分の感じたことをそのまま表現することも必要、というメッセージかもしれません。

人とつながるとき、物事を理解しようとするときには大切なポイントになるでしょう。

ライブのために作られたため、感覚的にライブを楽しんでほしいという思いも含まれているとも考えられます。

ここまでの歌詞を解釈すると、可能性は無限に広がっているという意味も込められているとも考えられます。

確かに世の中に起こることには始まりと終わりがあります。

しかし、現在困難な状況でもこれが終わりと決まっているわけではありません。

新しい出会いもあり、その可能性は無限大です。

2番目のサビも強いメッセージを訴えかけてきます。

1番のサビとは違い、冒頭は「NOW」に代わって「JOIN」が使われています。

繋がることの大切さと再び以前の状態に戻れるというメッセージが投げかけられているのでしょう。

心・友人・恋人・笑顔・呼吸・平和・祈り、人々にとって大切なものを取り戻そう。

そのメッセージは熱く、『REUNION』が繰り返されることで心に深く刻みこまれます。

大切なものと再会できると輪が繋がり、それは円にも昇華するでしょう。