【アダムとイブのジレンマ/℃-ute】歌詞から滲み出る大人の恋愛！意味を徹底解釈！MVもチェック♪

先ほどの愛情の割合のような難しい話はここではナシ。

そんな細かいことを気にしないで「本能」で愛し合うことを言っています。

色々気にしても結局「本能」ではお互いを求めあってる。

これこそ大人の恋愛といえますね。

「怖くない」と言っているけど、なんだか虚しさも感じさせる恋愛です…。

「アダムとイブ」が「君と私」に変わりましたね。

ここではより具体的に2人の関係性が出てきます。

お互いの心の傷の埋め合いをしているのでしょうか。

苦痛を抱える2人は、お互いを補い合うことで明日を生きて行けるようです。

ここでは心の迷いをなくしお互いに抱きしめ合っていますね。

些細な事を気にするよりも、こうやって触れ合うことがしっくりくるようです。

2人はもう一心同体ですね。

冒頭では逃げ出したけどやはり離れることはできない 。

2人はお互いがあってようやく生きていける存在。

依存関係を受け入れ、肯定していますね。

でもなんだかモヤモヤとした気持ちが残るラストです。

「一緒に暮らしたい」ではなく「離れて暮らせない」という言い方。

一人では生きていけないから一緒にいる...というニュアンスに聞こえます。

この子は本心のまま生きているのかな？と疑問に感じてしまいました。

このキッチリとハッピーエンドで終わらないところがこの曲の魅力なのでしょうか。

よくある純愛ハッピーな曲と違い、現実味のある内容です。

その点、大人のリアルな恋愛を表現しているといえますね。

「相手からの愛情をもっと受けたい」という一種の不満を抱えた主人公。

どうしても満たされない不満にモヤモヤが積もっている様子でしたね。

客観的に見ていると、主人公の心がとても愛に飢えた寂しい状態に感じました。

おそらくですが、彼女の愛情不足は他人からの愛の供給だけでは完治しない印象を受けます。

「愛着不足の根本にある問題」を解決しない限り、この主人公は愛に飢え続けるのではないでしょうか。

そして、一人では生きていけない状態の主人公は「君」と離れることもできません。

まさにタイトルにもある「ジレンマ」な状態ですね。

でも恋愛や結婚は「2人で一人前になるもの」という考え方もありますね。

なのでモヤモヤは感じますが、この2人の関係性もアリなのかな…と途中から感じました。

青春時代の純愛と違う大人ならではの関係性ともいえます。

やはり、この大人な歌詞を若いメンバーが真剣に表現している姿は味がありますね。

そしてこんな複雑な女心をも理解して歌詞にするつんく♂はつくづく凄いなぁと感心しました。

つんく♂の人生経験あってこそ書ける大人な歌詞なのかもしれません！

2017年に惜しくも解散してしまった℃-ute。

今はCDやMV、DVDからしかパフォーマンスを味えませんが、やはり彼女たちの実力は本物です。

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