”根性決めた日、旅立ち、遠ざかる街、野心”というフレーズからわかるのは何でしょうか。
なんらかの覚悟を決め住んでいる街を出たという解釈ができるかと思います。
ここではそれが何なのかはわかりません。
でも、人の痛みを知れるということが主人公を前向きにし、背中を押してくれることになったのです。
ということは、おそらくその「何か」は主人公の人生において重要なことだと思われますね!
次の歌詞ではその「何か」がわかります。
夢を摘み取る
突っ張って
夢を掴むまで止まんじゃねえ!
全てを捨てても挑めよ
夢を掴もうぜ仲間で
お前のためなら死んでも良い
面白くねぇ 世の中を引っくり返せ‼
出典: キング オブ 男/作詞:若旦那 作曲:TAKESHI
主人公が街を出てまで掴みたいもの。
それは「夢」だったのです!
全てを捨てでもその夢のために全力前進!
そんな力強いメッセージが込められていますね。
そして自分の夢には仲間がいる。
一人で掴み取る夢ではなく、仲間と一緒に掴みたいのだという点は「関ジャニ∞」のメンバーだからかもしれません♪
”お前のためなら死んでも良い”というのは、誰のことでしょうか?
直前に出てくる仲間のことではなさそうですね。
人がなんて言おうが前へ進む
貧しさと悲しみを笑う奴ぶっ飛ばす
負けていいんだ 周りには でも自分には絶対勝つ!
”あぁ人間なんて 所詮ちっぽけなものさ”
だからクヨクヨしないで ケモノ道を行くだけさ
出典: キング オブ 男/作詞:若旦那 作曲:TAKESHI
この歌詞では、主人公の”自分の信じた道を突き進む”強さがうかがえます。
生きていれば困難や苦悩が幾度となく高い壁のように立ちはだかりますよね。
主人公もそんな経験があるのでしょう。
でも今回はこれまでとは違う。
なぜなら、”所詮人間なんてちっぽけなもの”と思うことで気持ちを切り替える方法を知ったから。
クヨクヨしてたって夢は手に入れられない!
そんなことも乗り越えるための根性(覚悟)を決めたのだから。
そんな思いが伝わってくる歌詞です。
辛いことをできない理由にするな
辛くて
夢を小さくまとめんじゃねぇ!
全てを捨てても挑めよ
夢を掴もうぜ仲間で
お前のためなら死んでも良い
面白くねぇ 世の中をぶち壊せ‼
出典: キング オブ 男/作詞:若旦那 作曲:TAKESHI
これぞ”キングオブ男”
チャンスなんてもうどこにもねぇ!
って諦めてる奴には二度とこねぇ
メンツなんてもう関係ねぇ!
ってカッコわるく生きてる奴の方がカッコいいんだぜ‼
愛する女のためだけ 全てを敵にしても守る
愛する野郎どもの夢 並みならぬ涙の賜物
出典: キング オブ 男/作詞:若旦那 作曲:TAKESHI
カッコ悪くたって、チャンスを掴みに行く方がいい。
メンツを保とうと失敗を恐れるなんてカッコ悪い。
本当の”男”っていうのは、愛する女のためなら命も懸けられる。
愛する仲間の夢なら並々ならぬ努力は惜しまない!
そんな解釈ができるのではないでしょうか。
仲間を野郎どもと言うと距離がさらに近く絆が深いような気がしますよね。
また、愛する野郎どもと、同性に対しても「愛する」と使っている辺りが仲間想いであることを感じさせます。
こんなに男気があって芯がある男って、異性はもとより同性から見てもかっこいいですよね!
本気を見せてやるという心意気
突っ張って
夢を掴むまで泣かねえ!
全てを捨てても挑めよ
夢を掴もうぜ仲間で
お前のためなら死んでも良い
アウトローな俺たちはキング オブ 男‼
”本気”と書いて”マジ”と呼ぶ男‼
出典: キング オブ 男/作詞:若旦那 作曲:TAKESHI
最後の歌詞部分です。
これまで夢を掴むまで〇〇じゃねぇ!と言っていた主人公が、「泣かねえ!」と自分目線で伝えています。
「本気と書いてマジと呼ぶ男」からは、自分みたいなアウトローこそ男の中の男なんだという主張が。
アウトローのは、「無法者」や「社会秩序からはみ出している者」という意味で使われます。
『キング オブ 男!』を歌う時の「関ジャニ∞」の衣装やヘアメイクからもアウトローさがわかりますよね。
そんな男こそ、実は人一倍夢を掴もうと必死にもがき、時にはすべてを投げ出すのではないでしょうか。
のらりくらり生きているよりよっぽどかっこいいのです!
解釈まとめ
キング オブ 男 = 夢を掴もうと人生を掛けられる男、愛する人に命を懸けられる男。
という解釈でまとめてみました!
いかがだったでしょうか?^^
この楽曲は大好きで当時よく聴いていましたし、頑張りたい時に聴きたくなる曲です。
歌詞をまじまじと読み解いたことはなかったので、今回執筆してとても楽しかったです。
「関ジャニ∞」の曲にはほかにも前向きになれる曲や「関ジャニ∞」だから歌えるものが沢山ありますよね。
他の曲もぜひ歌詞の解釈をしてみたいと思えました♪
みなさんも、みなさんなりの解釈をしてみてはいかがでしょうか?