代わり映えしない毎日を吹き飛ばす。西野カナの「パッ」の歌詞を紐解く

1週間を通してルーティンになってしまっていて満たされず思うようにいかない日々を嘆いています。

誰でも幸せになりたい、そんな気持ちが表現されています。

とはいえ、過ぎ去ってしまった時間は戻ってくるわけではありません。

それは散ってしまった花びらが再び花に戻ることがないのと同じです。

否が応でも新しい朝はやってきます。 嫌なことがあっても、つらいことがあっても、それは誰にとっても平等に与えられています。

カーテンを開けてそれをちゃんと意識することで変わろうという気持ちをより強いものに変えていきます。

最後、１番のサビに戻ってきます。

１週間を一区切りとして、同じルーティンで生活をしている人は多いと思います。

しかし、一度きりの人生、長い目で見ればそれも一瞬のことですし、いつ何が起こるか分からないので後悔はしない方が良いのです。

今の生活に満足していないのであれば、理想の自分に、そして、生活に近づく一歩として、まず笑うことが大事だと歌っています。

まさにパッと開けていく未来を想像して乾杯し、これからの自分に期待していく気持ちが伝わってきます。

代わり映えのしない毎日、日頃の不安やストレスを吹き飛ばしたい！

そんな気持ちを誰でも共感することができるポップでキャッチーな言葉、「パッとハジけたいの」と表現した、西野カナなりの応援ソングになっています。

なんだかモヤモヤしてしまう時、少し疲れが溜まってきたなと感じる時、この曲を聴いて、そんな気分を吹き飛ばしてみてはどうでしょうか。