ゴジータ参戦予告
最強のサイヤ人との説もあるブロリー。対するには秘策が必要でしょう。
それがゴジータ!悟空とベジータのフュージョン(融合)ですね。
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」にはそのゴジータが参戦するという予告も公開されました。
シビれる歌詞を解説!
「Blizzard」は映画「ドラゴンボール超 ブロリー」のために書き下ろされた楽曲です。
そのため歌詞についても、映画の世界観が強く意識されていることは間違いありません。
ただ、舞台を現代社会に置き換えても通じる、普遍的なテーマも描かれています。
壁を超える、本当の自分になる……熱いメッセージをクールに歌い上げる三浦大知さん。
そのシビれる歌詞をじっくり見ていきましょう♪
氷の世界とは?
単色の大地
朝でも暗い
張り詰めた大気
並ぶ氷塊
出典: Blizzard/作詞:三浦大知・Nao'ymt 作曲:Nao'ymt
大知さんが「大地」って言っちゃってる……出だしからかっこよすぎてのたうち回っています。
おまけに大地から氷塊まで語尾がすべて「ai」と韻を踏んでいて、さり気なくラップ調です。
しかも氷の世界を「単色」と表現するなんてクールすぎ!冒頭から一気に引き込まれます。
氷塊だらけの世界はもちろん、映画の設定を表したものでしょう。ブロリーが眠っていたのかも。
そんな映画の設定を借りつつ、サイヤ人ではない私たちにも通じる世界へと導かれるはずです。
本当の自分は?
右に倣え
そう教えられて
似たような幸せ
気づけば呼吸まで凍り付く
出典: Blizzard/作詞:三浦大知・Nao'ymt 作曲:Nao'ymt
空気を読むことが何よりも大事な現代。1人だけ左を向くのはやめたほうが無難と考えがちです。
まわりから浮かないように気をつかえばつかうほど、ありふれた幸せに埋もれてしまうでしょう。
個性を失ってから、本当の自分って何?と凍り付くわけですね。氷の世界だけに……。
壁を作るのは自分!超えよう…自分の為に
心を閉ざしているのは誰?
ここは分厚い氷の真ん中
いつからか閉ざした心の殻
期待を詰め込む圧が乱反射
鼓動が己に問いただす
出典: Blizzard/作詞:三浦大知・Nao'ymt 作曲:Nao'ymt
いろんな問題を抱え込み、心を閉ざしてしまっているのは結局、自分……という意味ですね。
分厚い氷のような壁を作り出すのも自分ですが、期待をすればするほど重圧もかかります。
氷の壁に、期待の重圧が乱反射するという詩的な表現が美しいです。
壁を超えよう!
そびえる巨大な壁
超えるのは誰の為
Oh Oh Oh Oh
自分を目指して
ありふれた正解より
一つだけの答えを
Oh Oh Oh Oh
選ぶのは他の
誰でもないのさ
ここにしかない未来へ
出典: Blizzard/作詞:三浦大知・Nao'ymt 作曲:Nao'ymt
ドラゴンボールの悟空たちが闘うのも、私たちが日々格闘するのも同じことなのかもしれません。
自分の為に、自分が作り出した氷の壁を超えていきましょう!というメッセージです。