C&Kの野望
目指せ紅白歌合戦
C&Kの魅力は音楽ジャンルにこだわらない守備範囲の広さにあります。
2017年7月26日にリリースされた「55」は、そうしたC&Kの良い所が随所にちりばめられています。
このアルバムはNHK紅白歌合戦初出場を目指すというC&Kの壮大な野望を結集して制作されました。
初回限定盤には、“55”制作ドキュメンタリー「盗撮ぐあいがアリエナティ」と題する、2017年2月9日味園ユニバースで行われたライブ映像を含む、1000時間超えの盗撮映像を編集した“55”の制作過程ドキュメンタリーを収録。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Y_(C%26Kの曲)
「55」がどうやって作られたかは、この特典映像にヒントがあります。
アルバムタイトルの「55」はアルバムのリリースに先駆けて楽曲の披露を兼ねたライブの演奏時間です。
今回はC&K最大の話題作ともいえる「55」の楽曲を解説していきたいと思います。
まずはC&Kの魅力が凝縮したダイジェスト動画をお聴きください。
「C&K Ⅸ」
「C&Kです」を連呼するライブナンバー
アルバムの1曲目から「C&Kです」を連呼する自己主張満点のナンバー。
これぐらい押しが強くないとアピールは出来ません。
ライブで歌うのを意識したかのような歌詞には思わず笑ってしまいそう。
アップテンポの元気な曲で、ライブではやたら盛り上がっています。
アルバム全体としては前半にアップテンポのハードな曲を配置しています。
そして後半はバラードも織り交ぜながらC&Kの様々な面を聴かせる構成が心憎いです。
「Under the Moonlight」
思わず一緒に踊りたくなるダンスナンバー
CLIEVYさんの歌うハイトーンがやたらに利いて女性ボーカルのように聴こえます。
C&Kの曲はCLIEVYさんが主に単独で書き下ろしています。
ただし、ここから4曲目の「主役はU」までは2人の共作が続きます。
湘南乃風に同じタイトルの曲がありますが、C&Kの方はビートの利いたダンサブルな仕上がりになっています。
歌詞は月明りの下(Under the Moonlight)で歌って踊り明かそうという内容。