「ALL FOR YOU」(GENERATIONS)の歌詞に込められた意味とは！？PV・和訳あり！

まずはタイトルの「ALL FOR YOU」ですが、これは「全ては君のため」といったところですね。

Anytimeは「いつでも」なので、どんな時も自分だけで生きられると思っていたのでしょう。

Now I knowと続きますから、でも「今は（そうではないことを）知っている」のです。

怖いもの知らずだったけれど、現実にぶち当たって、実はそれほど強い人間ではないと気がついたことを語っています。

Won't let me cryは「泣くことはない」「泣かせてくれない」ですが、素直に泣けないという意味も含まれているのかもしれません。

Fallin'（Falling)は単純には落ちていくという意味ですが、もちろん物理的にではなく精神的にダメージを受けている時の比喩で、「堕ちていく」という漢字が相応しいでしょう。

Slippin'、つまり滑り落ちていくような感覚をいつも味わっているようです。

でも、誰にも気にかけてもらえていないと思っているそんな時に、その人の優しいまなざしに出会います。

Don't you cryと、子どもに言うように「泣かないで」と語りかけてくれているんですね。

この部分からは、一旦はすっかり自信を無くしていたけれど、再び立ち上がろうとしていることが伝わってきます。

I'm tryin’、またTryin'は「トライしている」、つまり実現しようと現在進行形で頑張っているという表現ですね。

大変な挑戦であることが感じられますが、でも、大切な人が応援してくれているから頑張れるのでしょう。

そんな人のために頑張る、全ては君のためだよ、という真摯な恋のメッセージが聞こえてくるようです。

Far away＝遠くにあるのは、将来の灯りです。

これは、希望が遠くに見えるということではないでしょうか。

儚く遠くに感じられる希望であっても、守りたいという決意を語っています。

それは、Here we go（さあ行こう、といった意味）からも感じられます。

Right by your sideは、「君のすぐそばにいる」という意味です。

今ここにいる、大切な人の手をとって歩き出そうとしているんですね。

この箇所では前よりももっと明確に、未来へ進む道が見えています。

Slowly（ゆっくりと）ですが、2人のStory（物語）を作っていくのでしょう。

相手の人が落ち込んでしまったら、今度は自分がMake you smileー「君を笑顔にする」と頼もしいことを言っています。

ここは、今までのストーリーが集約されている箇所と言えそうです。

弱くてダメな部分も含めた自分を丸ごと受け入れてくれる人に出会えたことで、自信を取り戻せたんですね。

これからは取り繕うことなく、I'll be myselfー「ありのままの自分でいる」と決めたようです。

こんな風に思わせてくれる相手に出会えるなんて、まさに運命の恋ですね！

「ALL FOR YOU」の歌詞は、落ち込んだり自信を無くしたりしたけれど、立ち直って前を向いて歩いて行くというストーリーでした。

EXILE TRIBEから生まれたGENERATIONSは、メンバー全員がまだ20代前半〜20代なかばという若いユニットです。

日本のトップクラスのエンターテイナーであるEXILEファミリーの中で、挫折感を抱いたこともあったでしょう。

そんな彼らが、「ALL FOR YOU」を歌うことには深い意味が感じられます。

最近、何かと上手く行かない…と感じる時にこの歌を聴けば、GENERATIONSも頑張っているんだから、自分も頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。

ぜひ、自分への応援歌として、辛い時に聴いて元気をもらってくださいね！