2年ぶりのフルアルバム!胸熱くなるその内容は
2018年6月27日、SUPER BEAVERの6thフルアルバム「歓声前夜」がリリースされました!
フルアルバムで考えれば約2年ぶりのリリースとなる今作。
ライブ前の高ぶり、胸の高鳴りを象徴したようなそのタイトル。
そこからバンドのアルバムに込めた想いや、「本当にライブバンドなんだな」ということが伝わって来ます。
全12曲を収めたその内容ももちろん、タイトルの期待に応えるものになっていますよ!
彼らは日本語のロックがよく似合うバンド。
そして彼らの日本語にはとっつきやすさと説得力があります。
まずはトレーラー映像をご覧ください。
曲は一部しか流れていなくても、胸が熱くなる瞬間がきっとあるはずです!
ライブのドキュメンタリーのような映像もナイスでしたね。
そして映像の最後にもありました、日本武道館でのライブDVDのリリースも待ち遠しい!
アルバムリリースにDVDリリース。立て続けに作品を出してくれるのは嬉しいですね。
豪華な初回限定生産特典
「歓声前夜」には豪華な初回限定特典が同梱されています。
その内容は2017年12月16日に行われたZeppTokyoでのツアーファイナルのDVD。
しかもライブの本編を全曲収めた内容となっています!
これは彼らのライブに対する想いが込められた「歓声前夜」の特典にまさにふさわしい内容でしょう。
どっちにせよ、新曲の数々とライブの映像が同時に手に入るというのは、テーマに関係なくファンとして嬉しいですね!
時間の大切さを歌う1曲「閃光」
今回はアルバム「歓声前夜」の中から先日MVが公開された1曲「閃光」を紹介します。
MVが制作されているあたり、アルバムの代表曲と言ってもいいのではないでしょうか。
「閃光」というタイトルに込められているのは「時間の大切さ」です。
決して難しい言い回しはせずに、彼ららしくストレートに訴えかけてきます。
ストレートなのに説得力があるのはきっと、彼らの経験したことが楽曲に込められているからではないでしょうか。
受け売りばかり話す人って、良いことを言っていても言葉が浮ついて聞こえるものです。
彼らは実際に経験したことを歌っているから、言葉に想いが感じられます。
これはきっとどの曲にも言えることなのでしょうが、「閃光」には如実にそれが表れているように感じました。
楽曲解説
「あっという間に終わってしまうよ」
冒頭からいきなりアカペラで始まる「閃光」。
この部分には、いきなり心臓を鷲掴みにされるようなインパクトを覚えます。
それもそのはず、この一言にこの1曲で伝えたいであろう想いが詰まっているんです。
かと言って、ここで聴くのをやめたりしないでくださいね!(笑)
あれです。先に結論を言ってしまうやつ。
日本語の歌詞だけどやっていることはすごくアメリカ的で潔いですね。
その後の部分でじわじわと言っていることの意味が入ってくるイメージ。
1曲が終わるころには、そのメッセージの大切さがしっかりと伝わっていることでしょう。
もちろん音楽的にも素晴らしいですよ!
独特のしゃがれ具合と、揺らぎを持った歌声が魅力のヴォーカル。
楽曲の説得力は彼らの積んで来たキャリアの成せる技。
演奏だって当然完成されています。
白黒のボーダーが彩るMVを紹介
演奏するSUPER BEAVERの4人をメインに、白黒のボーダーを基調に展開されていくこの映像。
途中流れる、公園で遊ぶ少年や交差点を人が行きかう様子が時の流れを、線香花火はその儚さを感じさせます。
歌詞の流れに沿って切り替わっていく映像は、その意味を強くイメージさせてくれるものです。
そんな曲に込められたメッセージを後押しするようなMVになっていましたね。