【瞳に映らない/indigo la End】歌詞を紐解くと悲しい恋の結末？！波瑠出演のPVが泣ける！

「瞳に映らない」は2014年9月にリリースされたindigo la Endのメジャーデビュー曲。

女優・波留が優しく微笑む爽やかなジャケットが印象的。

椅子は2つ並んでいるのに波留さんしか座っていない。

隣は誰かが座る変わりにギターが立てかけられている。

少し物悲しい雰囲気はありませんか...？

それもそのはず、この曲はとても切ない物語だからです。

色々とゴシップ記事を賑わせたことで川谷絵音の評価が一般的には厳しくなってしまいました。

ですがこのIndigo la Endでの彼が創り出す楽曲は、美しく爽やかなメロディー、ドラマティックなギターの音色、テクニカルなベースにドラム...と楽器の生音と技術にこだわった評価の高いものとなっています。

彼が所属するもう一つのバンド、ゲスの極み乙女。のダンサブルな曲調に比べるととてもシンプルな構成の曲が多いです。

Indigo la Endとゲスの極み乙女。、音楽スタイルの違う両バンドの楽曲制作を担当し、多彩なギターを奏でながらボーカルをこなす。

これは抜群の才能とセンスがなければできないことだと思います。

また彼は歌詞においても独特なセンスを発揮し、言葉のチョイスや響きがとても個性的です。

この曲は2015年2月に発売されたメジャー第一弾アルバム「幸せが溢れたら」に収録されています。

全体的に切なく美しいメロディーが鳴り響き、そしてそれを奏でる演奏もクオリティ高くとても上品に仕上がっています。

歌詞の内容はアルバムジャケット通りに恋愛に関することが多く、共感できることも多いのでは。

聞いた後にちょっぴり切なく、あたたかな気持ちになれるindigo la Endらしさあふれる名盤です。

少し気が強そうな女性が主人公。

相手の男性はちょっとフラフラしている様子ですね。

「あなた」という響きがこの曲のキーワードとなります。

「あなた」と言われると少し奥ゆかしさを感じませんか？

この女性は気が強そうでも奥ゆかしく男性をちゃんと立てられる女性ではないかな、と思います。

「恋にすがる」ことはみっともない、後ろめたいと思っているのでしょう。

だけど彼は何も知らない、気づかない。

彼女の独り言も聞こえないようです。

ここで彼女の「あなた」への愛情の深さが分かります。

「恋にすがる」のは後ろめたいと思いながらも、「あなた」への思いを止められない彼女の様子が分かります。

「私の声がきこえたら」というフレーズに彼女の声がなかなか彼には届かないことが分かります。