indigo la Endのアルバム『夜行秘密』に収録された1曲
作詞された時期は熱愛報道があったころ
この楽曲は、indigo la Endのメジャー6枚目のアルバム『夜行秘密』の14番目に収録されています。
作詞された時期は、作詞者の川谷絵音がアルバムが発売された2021年から5年前の2016年だと明言しています。
2016年といえば、作詞者の熱愛報道があった時期です。
川谷絵音は、プライベートで感じたことを歌詞にすることも少なくありません。
「夜の恋」も、当時の自分の恋愛から影響を受けて作られたと考えられます。
楽曲からインスピレーションを得た漫画や小説も
2021年2月13日には、「夜の恋」から着想を得た読み切り少女漫画『昼の月は』が発表されました。
音楽を聞きながら漫画を読めば、より世界観を深く楽しめます。
少女漫画の視点で「夜の恋」を楽しめる貴重な作品のため、ぜひ手に取ってみてください。
「夜の恋は」を含むアルバム収録曲から着想を得た小説『夜行秘密』も制作されました。
indigo la Endの音楽が小説になるのは、『夜行秘密』が初めてです。
色々な視点から歌詞を楽しみたい場合、必読の本といえるでしょう。
インパクトの高いMV
この楽曲のMVは、映画作品やKing Gnuや平井堅の作品も手掛ける内山拓也監督が担当しました。
男女が背を向けているシーンが印象的で、すれ違いを感じさせる内容に仕上がっています。
まるで短編映画を見ているような美しい映像のため、ぜひ集中してご覧ください。
歌詞の意味を読み解いていこう
僕のせいで終了した恋
むせび泣いた夜の恋は僕のせいで終わったよ
出典: 夜の恋は/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
冒頭から恋が終わったと連想させる内容です。
ここで書かれている僕は、作詞者の川谷絵音本人を投影している存在だと考察できます。
むせび泣いくとは、喉が枯れるほど激しく泣いたということ。
僕は歌うという歌詞が出てくることから、歌手やアーティスト、もしくは歌が好きな人だと考えられます。
歌う人が喉を詰まらせて泣くことは、喉を傷めるため良くないことです。
しかし、何よりも大切な喉を労わることを忘れるほど悲しい気持ちになっている様子です。
夜の恋はタイトルにも使われていますが、夜には物事を暗闇の中に隠すというイメージを感じます。
昼の恋とは違い公にできない恋とは、不倫や浮気の恋だと解釈できます。
僕のせいで終わったということは、僕は恋が終わる原因を作った様子です。
もう一緒にいられない2人
とめどないね、こんな感じで
いないあなたに歌う
出典: 夜の恋は/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音