「藍色好きさ」について
2016年6月発売のアルバム「藍色ミュージック」に収録
「藍色好きさ」は、2016年6月発売のindigo la Endのアルバム「藍色ミュージック」に収録されています。
前作の「幸せが溢れたら」から約1年4カ月ぶりの発売となっていますので、心待ちにしていたファンの方も多かったのではないでしょうか。
「悲しくなる前に」「雫に恋して」「忘れて花束」「心雨」などのシングルはもちろん、「藍色好きさ」などの名曲が詰まっているアルバムです。
ファンの方からは「全曲最高」という声も上がるなど、高い評価を得ています。
MVを紹介
美しい女性は誰?
「藍色好きさ」のMVはindigo la Endの演奏する姿と、隣同士に住む男と女の曖昧な交わりを描いた映像が入り混じっています。
このMVに出演している美しい女性は、CDのジャケットにも写っているモデルの赤神幸依こと「あめ」です。演技の経験はなかったそうですが、そうとは思えない魅力を放っています。
川谷絵音はMVに入り込んでいる生活音・電車の音などもすべて含めて作品であると語っていますので、そこにも注目して観てみてください。
ベッキーに贈る歌?気になる歌詞を解説
2人は出会ってしまった
運命をかき分けてく前に
君がいたんだ
それはもう突然だった
出典: https://twitter.com/VfYnZzKGUYHghf6/status/784788800375402496
揺らぎを見つめ合うとこも
シーソーな感情になるとこも
その時から決まってた
出典: https://twitter.com/indigolaEndkash/status/932837877867626496
「運命をかき分けてく前に」とは、前の奥さんと離婚する前にベッキーと出会ってしまったという意味にとることができます。
また、その後の「突然だった」という部分もそれをより強調しているように感じないでしょうか。
「揺らぎを見つめ合う」という表現から、お互いに惹かれながらもどうして良いかわからない気持ちでいたことがわかります。
常識や世間体などと、自分の相手への気持ちを秤にかけていたのかもしれません。
しかし、「その時から」という歌詞から、出会った時から好きになることは決まっていたと感じています。
違うから惹かれあう
足しても引いても僕らは
いつも違う数になって
答えが出ては笑って抱き合った
その度優しさは同じだけ重なり合って
深く深く望んだ
出典: https://twitter.com/hougaku_kasi/status/931923221582045184
そんな2人はまったく違うからこそ惹かれあっていたのでしょう。「いつも違う数」になるのに、その答えが合わないことがおかしくて笑ってしまうような関係だったのです。
噛み合わないのではなく、お互いのことを考えすぎてすれ違ってしまうような感じかもしません。
たとえそのようにすれ違ってしまっても、お互いを想いやる気持ちは同じだと思える信頼できる関係だったのではないでしょうか。