UNISON SQUARE GARDENって?

他の記事で詳しく書いているので、ここではサラッと紹介するに留めておきますね。

UNISON SQUARE GARDENとは、日本の3ピースロックバンドの事で、略称は「ユニゾン」又は「USG」。

メンバーは以下の3人。

メンバー
斎藤宏介(ボーカル・ギター)
田淵智也(ベース・コーラス)
鈴木貴雄(ドラムス・コーラス)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/UNISON_SQUARE_GARDEN

【to the CIDER ROAD/UNISON SQUARE GARDEN】迷いを断つ歌詞を解説の画像

左から、田淵智也、斎藤宏介、鈴木貴雄。

to the CIDER ROADについて

“to the CIDER ROAD”は彼らの4枚目のアルバム「CIDER ROAD」の1曲目として、フェードインする曲なので、まさに序章と呼んでも良さそうな楽曲です。

そして、2曲目の“ため息 shooting the MOON”に続いていくのですが、この流れ、私は好きです、すごく。

「CIDER ROAD」の収録曲は以下の通り。

1)to the CIDER ROAD
2)ため息 shooting the MOON
3)リニアブルーを聴きながら
4)like coffeeのおまじない
5)お人好しカメレオン
6)光のどけき春の日に
7)クロスハート1号線(advantage in a long time)
8)セレナーデが止まらない
9)流星のスコール
10)Miss.サンディ
11)crazy birthday
12)君はともだち
13)シャンデリア・ワルツ

出典: CIDER ROAD/UNISON SQUARE GARDEN

【to the CIDER ROAD/UNISON SQUARE GARDEN】迷いを断つ歌詞を解説の画像

“to the CIDER ROAD”の歌詞について

今回は、その「CIDER ROAD」に収録されている“to the CIDER ROAD”の歌詞について、解説していこうと思います。

あくまで個人の感想・解説なので、他の解釈もあると思います。

また、作者本人の思惑を正確に汲み取れる訳ではない事を、悪しからずご了承下さい。

それでは、1番の歌詞から、少しずつ解説していきますね!

1番で言いたい事とは?

では、早速1番の歌詞について、少しずつ分割して解説をしていこうと思います。

私は、この曲、非常に前向きな曲だな、と捉えていますが、実際はどうでしょうか?

物知りの雑誌が謳う今年の流行は 何だっけ
あれこれって追いつかないし 本当は馴染めないや

ごちゃごちゃ節操もないし 気だるくなっちゃうし
十全なリズム、ビート、しかしてハート それぐらい頑張ってしまおうかな

出典: to the CIDER ROAD/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

ど頭から、「流行にはついていけない」とネガティブっぽい事言ってますね。

でも私は、これ共感するんですよね。ライターやってて、それはダメだろうって突っ込まれそうですがw

確かにあれこれあり過ぎて追いつけないし、馴染めない。

こんな事言ってるのに、どこがポジティブ(前向き)なんだと、言われそうですが。

でも、田淵くんは「節操無い」とか「気だるくなる」とか言いながらも、やっぱりチェックはしてるんだと思うわけです。

凄く前向きな気がするんですよ。本当は馴染めないけど、頑張ってみようかなって言ってるんですから。

遠くで手招くの sweet trick advertisement
キリがないから今どこ行こうかだけ考えます

CIDER ROAD もう迷わないで 早々に出かけよう
この音が届くなら “なんてことない”の魔法も
ちょっとぐらいは信じられるかな 3,2,1でハレルヤ!
なんて大袈裟だけどね さあ 君は何を、何をしよう?

出典: to the CIDER ROAD/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

誘惑ってキリがないから、今、目の前の事だけ考えます、と田淵くんは言っています。

確かに、あれもこれもって考えると厄介ですよね。目の前の事に絞って集中すれば、できる事って増えていくと思うんですよ。

そして、サビに入っていくのですが。

ここで出てくる「CIDER ROAD」ってなんでしょうね?

サイダー=炭酸=刺激的??刺激的な道って解釈がしっくりくる感じですね。より刺激的な道を選ぼうっていう意味でしょうか。

UNISON SQUARE GARDEN表現したい、伝えたい事(“なんてことない”の魔法)が君に届くのなら、そんなに簡単にはいかないかもしれないけど、ちょっとくらいは信じてみてよ、って言いたいのかな、と思います。

で、ここで問題提起です。ここまでの歌を聴いて、君は何をするの?と。

いつまで迷ってるの?早く行こうよ。と言ってるようにも取れますね。

2番はどう変わる?

風を切った誰かの声 その有用性はどっちだ
右折禁止 左もきっと 退屈なレモネード

まだ多分世界が好きで 飽きたらないから
十全なリズム、ビート、しかしてハート それぐらいで十二分オッケー

出典: to the CIDER ROAD/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

「風を切った誰かの声」って表現、私は凄く好きです。

右折は禁止で、左もきっと同じで。刺激的なサイダーに対して、レモネードは退屈だと。その気持ち、なんかちょっと分かりますよね。

で、似たフレーズがまた出てきますが、今度は充分すぎるくらい良いんじゃないの?的な事を言っています。