未来はずっと先のものではありません。
1秒でも先のものはすべて未来なのです。
つまり、今すぐにでも未来を変えられるということでしょう。
そして歌詞の2行目。
タイトルの「new day dreamer」という言葉が登場しています。
新しい夢想家という意味です。
夢想家は実現できないことを夢見る人という意味ですが、大きな夢を持っているという意味でしょう。
今の自分には難しいことかもしれないけれども、それだけ大きな夢を持っている人物なのです。
そして進み出せば、自分も出会ったことのない自分に出会うことができる。
そのことが歌詞の3行目で述べられています。
そうして自分は成長し、夢を叶えることができるのでしょう。
歌詞の4行目の「命の炎」。
メラメラと燃えている様子が伝わってくるのではないでしょうか。
「絶対に負けない」というような対抗心や強い気持ちが表現されています。
そして歌詞の6行目。
自分が進むだけではなく周りを味方につけるような表現が出てきています。
希望が自分が進む道を照らしてくれるのでしょう。
この先に何があるのかはわからない。
しかし、このような灯で照らしてくれるのであれば、きっと怖がることなく進むことができるのです。
成長していく
ここから
高く聳え立ったビルの足元 降り立つ
生まれたばかりの空へと深呼吸
出典: NEW DAY DREAMER/作詞:山村隆太 作曲:山村隆太・多保孝一
街に辿り着いた僕。
今まで見たことのないような高いビルに囲まれているのです。
「足元」という表現から自分が小さな存在であることが想像できるのではないでしょうか。
自分が降り立った場所にはもっと自分よりも凄い存在がいるという表現でもあります。
しかし、それと同時にスタートを再確認しているのかもしれません。
新たに道が開かれていくこと。
緊張や不安もありながらも、きっと楽しみに思っているのでしょう。
手に入れる
憧れ積もるアスファルトの上 埋もれた鍵探す
当たり外れは どっちだって
自分の手でひとつひとつ 掴むんだ
出典: NEW DAY DREAMER/作詞:山村隆太 作曲:山村隆太・多保孝一
自分が歩き始めた道はまさに憧れ。
こんなところを進みたいと思っていたところを歩き始めているのです。
その中で鍵を探しています。
その鍵は自分にとってはおそらく大切なものですが、簡単には見つかりません。
いろいろな鍵がありますが、鍵穴に合うものを探すのは大変なことです。
欲しかった鍵とは違うものを手に入れてしまうこともあるでしょう。
しかし外れだったとしても、手に入れたことが自分にとっては大切なのです。
簡単に進むのではなく、紆余曲折して少しずつ進んでいくこと。
それがきっと自分にとって成長できるチャンスに繋がるのかもしれません。
新たな出会い
自分の気持ちに
こじ開けた先に まだ見えない景色がある
さぁ 今 最前線に立って
We are new day dreamers
願いを持つ者が 信じる道はそう 自分だけ
出典: NEW DAY DREAMER/作詞:山村隆太 作曲:山村隆太・多保孝一
歌詞の1行目。
鍵を見つけ、扉を開くとさらに新しい風景が待っているのです。
そしてその先にも道は続いています。
その道を誰かの後ろではなく、自ら一番に進んでいく。
夢をつかみたいという気持ちが強くある自分。
そんな自分が信じるものは自分だけなのです。
誰かが道を作ったわけではありません。
自分が一番に進むことからも、この道を進んで良いのか自分の心に確かめるしか方法はないのです。
自分の気持ちを信じることが夢に向かうには必要であることがわかるのではないでしょうか。
知らない自分
さぁ ためらわずに目を開けよう
Dream その向こう 何が待ってるだろう
運命の壁なんて超えて
Dream 僕らが創り出せるもの
長い旅の果て 新しい僕と出逢えるさ
出典: NEW DAY DREAMER/作詞:山村隆太 作曲:山村隆太・多保孝一
自分で新たに道を作っていく。
そのことに対して躊躇してしまうこともあるかもしれません。
しかし、目を背けずにまっすぐ先を見ることが大切なのです。
そして自分が見た先に何があるのか。
それを知りたいという気持ちが、また自分の背中を押してくれるのかもしれません。
歌詞の3行目の「運命の壁」。
これはまさに降り注ぐ試練のことでしょう。
自分たちにはどうしても避けることのできない試練がぶつかってきます。
そんなものも簡単に超えてしまうのです。
進み続けているうちに、また知らなかった自分と出会うことができる。
そして自分たちにしかできないことが見つかっていくのです。