矢沢さんを代表する曲ですが、イチロー選手や川崎選手など野球選手、最近では若き天才として注目を集めている総合格闘家の那須川天心選手など格闘選手の入場曲としても使用されることも多いですよね。

松本人志さんの大喜利特番『IPPONグランプリ』のオープニング曲にも使われて話題にもなりました。

男たちの闘いに向かっていく道の中で「この曲で登場したい!」と思わせる魅力ある歌詞を見ていきましょう。

FeliCaじゃないよ、feelin’ comeだよ

乗ってくれ Ha~Ha! Rock'n Roll Night Ha~Ha!
Feelin' Comes、 Feelin' Comes、Feelin'Comes ToMe!

飛びきりの Ha~Ha! プレイだぜ Ha~Ha!
Feelin' Comes、Feelin' Comes、Feelin' Comes ToMe!
Feelin' Night、Feelin' Comes、Feelin'Comes Tonight

出典: 止まらないHa~Ha/作詞:ちあき哲也 作曲:矢沢永吉

印象的なギターリフに壮大なホーンセクションの演奏で幕開けとなる「止まらないHa~Ha」。

最初の歌詞は完全なアオりです。ライブで盛り上がるために作られたような歌詞ですが実際は違うことは曲をご存知であればわかるでしょう。

耳に残りやすいフレーズなので「おサイフケータイ」の"Felica"と勘違いする方もいるようですが、「Feelin' Comes~」で「こいよ!行こうぜ!」と煽る言葉なのだとこの場を借りてお伝えします。

矛盾のあるフレーズは「みんなの曲」ということ

止まらないHa~Ha(矢沢永吉)登場曲に選ばれる理由は歌詞にアリ!収録アルバム『東京ナイト』も紹介の画像

泣かせの効いた ラブ・ソングなんてすてちまえ

むきだしで Ha~Ha Rock'n Roll night Ha~Ha
Feelin' Comes、 Feelin' Comes、 Feelin' Comes To Me
Feelin' Night、 Feelin' Comes、 Feelin' Comes Tonight

出典: 止まらないHa~Ha/作詞:ちあき哲也 作曲:矢沢永吉

ここで矛盾がでてきます。矢沢さんの魅力ある曲には「泣かせの効いたラブソング」の名曲もたくさんあります。

作詞家のちあきさんの作詞でもあるこの「止まらないHa~Ha」が独立した世界観ということですね。

「今は」、「この曲では」、「この場所では」、「今日は」など矢沢さんのライブだけでなく様々なシチュエーションで「歌ってもらいたい」という気持ちのわかるフレーズですよね。

俺はロックだし、今がロックだろ?

止まらないHa~Ha(矢沢永吉)登場曲に選ばれる理由は歌詞にアリ!収録アルバム『東京ナイト』も紹介の画像

止まらない 離れない 生まれてから ビートの虜

この俺に とり憑いた
悪魔でも 天使でも Baby Wanna Rock'n Roll
吐き出せよ 思いきり
気がすむまで 今夜は Rock'n Roll

出典: 止まらないHa~Ha/作詞:ちあき哲也 作曲:矢沢永吉

アオりから一気に気持ちを表す歌詞となります。

俺がロックを魅せる!だからオマエも嫌なことも、何もかも忘れて一緒にロックしようぜ。登場曲に使われる選手たちの気持ちを表すようなこの歌詞、最高ですね!

野球でも格闘でもお笑いでも、みんなが真剣な闘いに挑むことが"Rock"。どんな辛いことがあっても、この曲を歌えば立ち向かう勇気が沸いてくる。そんな心動かされるフレーズですよね。

魂に 身をまかせ
むかつきを いらつきを Baby Wanna Crazy Night

たりないぜ Ha~Ha
乗りがまだ Ha~Ha

Feelin' Comes、 Feelin' Comes、 Feelin' Comes To Me

絡みつくような 鎖なんて すてちまえ

出典: 止まらないHa~Ha/作詞:ちあき哲也 作曲:矢沢永吉

もっと、もっととアオる歌詞でエンディングまでマックスで向かいます。

最後に出てくる「鎖なんてすてちまえ」は矢沢さんの名曲「鎖をひきちぎれ」も彷彿させる部分で「そんなこと忘れて今は楽しめ!」とロックの魅力を最後まで伝えます。

80年代以前にリリースされた曲なのでシンプルで短い歌詞ですが、だからこそいろんなシチュエーションでグッとくる魅力があります。

近年のドラマのようなメッセージ性の曲と一線をおいたシンプルこそのロックを表した素晴らしい名曲です。

矢沢永吉の魅力とは

止まらないHa~Ha(矢沢永吉)登場曲に選ばれる理由は歌詞にアリ!収録アルバム『東京ナイト』も紹介の画像

アーティストの人気の理由は様々ですよね。

ファンの方が「永ちゃんの魅力って何?」って聞かれたら"男らしさ"や"カッコよさ"など矢沢さん自身の存在を伝えようとするでしょう。

日本のロック創成期からバンド「CAROL」のベース&ボーカル、解散後はソロでずっとロックの代表格として活躍をしてきた矢沢さん。

今はTVにも出演して、気さくなキャラとして親しまれる矢沢さんですが、1994年のドラマ「アリよさらば」主演まではライブでしか見ることはない人でした。

それまでは楽曲と歌詞のイメージで矢沢さんの姿は作られてきました。いわば"永ちゃん"はファンみんなが作ってきた人です。

「矢沢は○○だから・・・」と話をする矢沢さん自身も、みんなの思う"矢沢永吉"を表現し続けているのでしょう

ミュージシャンだけではなく人生全てで表現し続けている俳優でもあります。

シンプルなロック、音楽とは強烈なカリスマ性がないと成り立ちません。同じ曲をコピーしても、上手いものまねがいても矢沢さん以上になるこは絶対にないです。

一緒に矢沢さんを応援してほしい友達に「永ちゃんの魅力は?」と聞かれたら、矢沢さんと同じく説明せずに「観たらわかるよ」とタオルを持ってライブへ連れて行ってあげることが一番ではないでしょうか。

60歳を過ぎてもバリバリ現役、矢沢さんの「止まらないHa~Ha」とライブを一緒に楽しみましょう!

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