【Once More Again ～もう一度、抱きしめて～feat.May J./LGY】歌詞を解説

人生では幾度となく選択をしなければならないことにぶつかります。

選択した結果が例えいばらの道であろうとも。

納得して選んだものであればそれを受け入れるのは難しくありません。

しかし、自分が選んだ道が「間違い」だと思ってしまったら。

そのときは、どうしようもないほどの後悔が生まれます。

そして、気持ちを切り替え歩き出すことがなかなかできなかったりします。

もう一度、あの時に戻って選択をやり直したい。

できるはずのない願いを抱えながらなかなか次に進むことができなくなってしまうでしょう。

別れてしまった恋人を思い出し、その思い出にまだ「想い」があるならば。

その恋は終わることなくその人の中で生き続けます。

思い出は消しさることはできません。

しかし、写真をアルバムに貼るように、それを閉じ込めてしまうこともできます。

しかし、閉じ込めることなく「現実」として想い続けるならば。

実際の二人の距離は遠くとも、二人はつながっているのでしょう。

主人公は自分の想いをアルバムに収めるのではなく。

出来る限り傍に置いておきたいと願っているようです。

Once More Again ～もう一度、抱きしめて、の歌詞を解釈してみました。

一つの恋が終わったとき。

その恋がどんなものであったにしろ、「もう一度」という気持ちが芽生えるのではないでしょうか。

恋、若しくはそれ以外のことでも、私たちは選択と後悔とを繰り返しながら生きていきます。

吹っ切れないでいることを、良くないことと捉える考え方もあるでしょう。

しかし、吹っ切らない選択もあるのかもしれません。

二人で作った恋は終わってしまった。

でも、自分の中でこの恋は生き続ける。

今後、それぞれの人生にどんな展開が待っていようとも。

心の中で相手を想い続ける。

それは一つの「恋」の形です。

主人公が生きている限りこの恋は彼女の中で生き続ける。

そういう恋もアリかもしれない。

そんなことを思わせてくれる一曲です。

LGYankeesとアーティストのコラボレーション楽曲は他にも。

こちらもぜひ、覗いてみてください。