ヒプノシスマイク【Tragic Transistor】歌詞を解釈！どう生き方を変えていくのかを深読み

激しい対抗意識を燃やしていても、最後は芸人らしく遊び心ある歌詞で締めくくられていました。

ヒプノシスマイクの世界では激しいラップバトルが繰り広げられています。

真剣勝負の戦いだからこそ、どのグループも常に全力投球。

ある意味では余裕がないともいえるかもしれませんが、どついたれ本舗は簓の存在が余裕を生んでいますね。

遊び心があるというのはとても強いことです。

現実の世界でも、気合を入れすぎるよりもリラックスした時の方が物事が上手くいくことは多いでしょう。

それは真剣勝負になればなるほど非常に大切なことになってきます。

それほどまでに遊び心というのは馬鹿にできず、極めて重要なもの。

本作はそんなことを伝えようとしているのかもしれません。

本作の重要な要素になっているのが「生き方を変えていく」ということです。

簓はお笑い芸人でもありますが、同時にラップバトルで戦う戦士。

オオサカを代表するという誇りもあることが窺えます。

ヒプノシスマイクの世界では武力ではなくマイクこそが力でした。

それを使い戦うラップバトルは、男たちにとって正真正銘の戦場です。

この歌詞には、仲間と戦士として生きていこうとする簓の決意が込められています。

簓は元々喫煙者でしたが、今は禁煙しているという設定があります。

そのことがこの歌詞には描かれていました。

簓は仲間内では親父ギャグを飛ばす人物ですが、ギャグは伝わらない時もあります。

芸人にとってそれは辛いことですが、それでもいつか伝わることを簓は信じているようです。

それはギャグだけではなく、ラップにも同じことがいえるかもしれません。

ラップもギャグと同様に人に聞かせるものです。

人が聞く以上、また言葉である以上伝わらない時は多くあるでしょう。

それでも、いつかそれが誰かに伝わった時に自分の人生が変わっていく。

生き方を変えていくとはそういうことであると簓は訴えようとしているのかもしれません。

ヒプノシスマイクには実にたくさんの曲が存在しています。

興味はあるけれどどれから聴いたらいいかわからないという方は以下の記事を参考にされてください。

また、どついたれ本舗に興味を持たれた方は以下の記事をどうぞ。

ソロ曲ではない、グループとしての彼らの魅力を知ることができるでしょう。