【噂の女/内山田洋とクールファイブ】歌詞を考察!誰にも理解されない…やりきれない女心が染みるブルースの画像

「噂の女」について、読み解いてみました。

この曲は、自らが噂となっている女性であると語る歌詞です。

あちこちに散らばった主人公の心の声からは、どこか投げやりな雰囲気が読み取れます。

「そうよ、私が噂の女よ。」

悲しくて、寂しくて、孤独な噂の女。

自らそう蔑むことで、自分を納得させようとしているようです。

嘘や泪、そして弱い心。

それを吐露する主人公は本当に弱い女性なのでしょうか。

捨てられ、傷つけられてなお、愛した男性を守ろうとする。

そんな一途な女性に思えてなりません。

彼女は自分が、汚れた悲しい女になることで二人の愛を守ろうとしています。

彼を失った今も、手の中にあった温もりを抱きしめているようです。

叶わぬ愛を怨むより、自分の心で留めおくと決めた彼女。

噂の女は、真摯で優しくそして強い女性です。

彼女の夜明けが来ることを静かに願います。

もっと女心

もっと切ない女心が聞きたい方へ。

悲しい恋の歌をもう一曲いかがでしょうか。

「恋」は、松山千春が1980年1月にリリースした8枚目のシングルです。その後のアルバム『起承転結 II』や『旅立ち』を含め、多くのアルバムに収録されています。切ない女心を歌った昭和の名曲と言われている歌詞を紐解いてみます。

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