ELLEGARDENのクリスマスソング「サンタクロース」を紹介します。歌詞の意味に加え、英詞部分の和訳や、コード譜も載せているので、弾き語りに挑戦したい方もぜひご覧ください。
この「青いガラス玉」も、そんな「安物」のプレゼントの一つでしょう。
「僕」が言うように、ガラス玉自体は決して高い代物ではありません。
そこら辺に落ちていてもおかしくないような、ありふれたものです。
それでも、そこに込めた想いや願いは唯一無二のもの。
そんなプレゼントには、モノの値段以上の価値があるはずですよね。
G♭ G♭/A♭
I'm Santa Claus 君に
G♭ G♭/B
千個のプレゼント
G♭ G♭/A♭
どれもこれも
G♭ G♭/B
まがいものだけど
G♭ G♭/A♭
I'm Santa Claus 一年に
G♭ G♭/B
一度だけなんて
G♭ G♭/A♭
Santa Claus 君に
G♭ G♭/B
全部あげるよ
出典:
サンタクロース/作詞:細美武士 作曲:細美武士
再びサビですが、今度は
「どれもこれもまがいものだけど」「一年に一度だけなんて」と
歌詞が変わりました。
あれこれ探して、その中から厳選した千個のプレゼントですが、それでも「僕」はその中身に納得していないのでしょう。
でも、プレゼントはきっと、そのもの自体だけではなく、そうして選んでくれる時間にも大きな意味があるものだと思います。
「僕」の気持ちは、きっと「君」に伝わったのではないでしょうか。
英語部分の和訳は？
B♭m B G♭
You're the whole audience when I sing
B♭m B G♭
You're all the listeners when I speak
B♭m B G♭
You're everyone surrounds me
B♭m B G♭
You're all that matters to me
出典:
サンタクロース/作詞:細美武士 作曲:細美武士
"僕の歌を聴いてくれるのは君だけ
僕の話を聞いてくれるのは君だけ
僕のまわりには、君しかいないんだ
君こそが、僕にとっての全てなんだ"
上記の英詞を日本語に訳すと、このようになります。
自分にとって「君」がいかに大切な存在なのか、様々な表現で表していますね。
「audience（聴衆）」も「listeners（聞き手）」も君しかいない、という言葉から、「僕」にとって大切な人は本当に「君」だけなのだということがよく伝わってきます。
ちなみに、ここで使われているBは初心者にはかなり難しいコードです。
初心者の壁として知られるFよりもさらに難度が高いため、気長に練習していきましょう。
G♭ Badd9 D♭sus4 G♭ Badd9 D♭sus4
窓の 氷が溶け出すころにはきっと帰るからさ
G♭ G♭/A♭
I'm Santa Claus 僕に
G♭ G♭/B
最後のプレゼント
G♭ G♭/A♭
Santa Claus お別れの
G♭ G♭/B
キスをしてくれよ
出典:
サンタクロース/作詞:細美武士 作曲:細美武士
大切な人との甘い時間を過ごし終えたサンタクロースは、帰路へと向かっていきます。
たくさんのプレゼントを「君」に渡した「僕」ですが、最後は「君」から一つだけプレゼントを受け取っています。
歌詞でも
「僕に最後のプレゼント」となっていますね。
万感の想いがこもっているであろう「お別れのキス」は、「僕」にとってはこの上ないプレゼントとなったはずです。
最後のサビの和訳は？
G♭
Santa Claus
G♭/A♭ G♭ G♭/B G♭
I've got to go got to go back to the place I'm living in
G♭/A♭ G♭ G♭/B
I'm living in living in the cold place
出典:
サンタクロース/作詞:細美武士 作曲:細美武士
"サンタクロース
僕は自分の住処へと帰っていくんだ
寒いところに住んでいるんだ"
最後の英詞では、「僕」が帰っていく場所のことが歌われています。
「cold place（寒いところ）」だと歌うのは、決して気温だけのことではないでしょう。
「君」がいない場所は「僕」にとっては寂しく、そして心が寒くなるような場所なのだと思います。
そしてその場所で「僕」は、また「君」に会える日へと思いを馳せるのでしょう。
最後に
大切な人への想いをたくさんのプレゼントになぞらえたこの曲。
今年の
クリスマスにはぜひ、大切な人と一緒に聴いてみてはいかがでしょうか？
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