いつまでも前の恋人を忘れられず、お酒に走る主人公。

しかし相手の女性はそうではありませんでした。

その様子を知った彼は何を感じるのでしょうか。

結婚の知らせ

行きつけの店で聞いたよ
お前結婚したんだってな
幸せか? 聞ける立場ではないが
お前には幸せになってほしい

出典: ほろ酔い/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん

なんと主人公が忘れられない彼女は、既に他の人と結婚したようです!

男性の方はお酒に走っているのですが、女性はもう割り切って先に進んでいました。

1番から主人公の様子を見るに、別れを告げたのは女性みたいです。

それにしてももう結婚まで行っているとは…、別れたのは随分前なのでしょうか。

まだ彼女が好きな主人公は、この結婚の報を聞いてショックを受けたかもしれません。

しかし素直に幸せを願っているあたり、男性はこの女性を心から愛しているのが分かります。

取り返そうと突撃しない辺り、まだ良かった…のかも?

タバコと酒

若すぎたんだ許してくれよ
タバコはやめれず灰皿は溢れ
酒と俺は気が合うらしい

出典: ほろ酔い/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん

1行目は別れる当時のことを述べているのでしょう。

そして別れるきっかけを作ったのは紛れもなく主人公でした。

やはり別れたのは数カ月前とかではなく、半年から1年以上経っていそうです。

きっと相手の女性は許してくれなかったから、今こうなっているのでしょう。

彼だってここで一人泣いていたところで許してもらえないのは分かっています。

でなければ、こんなふうにお酒やタバコに走らないのではないでしょうか。

ショックからタバコを大量に吸いまくり、お酒でどんどんつらいことを忘れようとするのです。

かなり体に悪そうです。

ほろ酔いでいたい

ほろ酔いのままで
いさせておくれよ
お前を抱きたい夜
終わったことさ
最低なままでいさせて

出典: ほろ酔い/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん

別れてから随分経った今でも、主人公は彼女を愛したいと思う時があります。

無論、それが叶うことはまずありません。

女性からしてみれば、主人公は「最低な奴」という認識のようだからです。

別れるきっかけは彼の行動なようですから、当然といえば当然でしょう。

それに関して、主人公は最早弁解しようとはしていません。

最低なら最低のままで良いのです。

つまり自分からは何も行動を起こさず、そのまま放置するということ。

相手も二度と会ってはくれないでしょうし、そうする他ないでしょう。

主人公が犯してしまった罪とは

今まで主人公は「全部自分が悪かった」と、別れたのは自分が原因であることを認めています。

ですが、彼は一体何をしてしまったのかまでは描かれていませんでした。

いよいよここから、別れてしまった理由が明かされます。

彼の犯した罪とは何なのでしょうか。

別れる原因

浮気はしたさ
数えきれないほどお前を 泣かせた
痛かったろう 心傷ついて

出典: ほろ酔い/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん

別れる原因は、主人公の浮気だったようです。

ちょっとお酒が入った勢いで、他の女性に手を出してしまったのでしょう。

それで相手をたくさん泣かせてしまった様子。

これは…確かに「最低」だと思われてもおかしくありません。

本来はお酒のせいにもできないと思われます。

性別限らず、浮気は許されないものです。

当時の主人公はそれがどれだけご法度だったのか、分からなかったのかもしれません。

そして今になって取り返しのつかないことをしてしまったことに気が付いたように思えます。

気が付いたのが今という時点でもう遅いことに、主人公は嘆き後悔しているのでしょう。