忘れたい
ほろ酔いは俺を酷く無様にする
あの時もそうだったろう
今日は酔いに酔って
酔いに酔って 酔いに酔って
お前を忘れるのさ
出典: ほろ酔い/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
別れることになったあの日も、主人公はお酒を飲んでいたと考えられます。
加えてつい衝動のままに別れてしまったのかもしれません。
主人公は今になってもそのことを悔やんでいます。
一方女性の方はもう未練など無かったのか、他の人と結婚してしまいました。
二人の今の状況は、あまりにも違っているのです。
この事実と自分がやってしまった罪など、主人公にのしかかってくるものはたくさんあります。
ただでさえ失恋したこと自体がショックなのですから、逃げたくもなりますね。
好きという気持ちと罪の意識から一時でも解放されるために、主人公は今日もお酒に走るのです。
昭和みたい!「ほろ酔い」の元ネタは
「ほろ酔い」はこれでもかというほどに、失恋を引きずる男性の姿を生々しく描いています。
ギターのメロディもどこか古い感じで、昭和っぽさが伝わるのも特徴でしょう。
こんな曲を若い女性が書いているという時点で衝撃的です。
同時に「何もなしにこんな曲書けないのでは?」とも思えてきます。
「ほろ酔い」には何か元ネタがあるのでしょうか。
公式での言及はなし
この「ほろ酔い」の元ネタに関しては、あいみょんさんから特に発表はありません。
「この曲から影響を受けた」という決定的なものは特にないということでしょう。
特に元ネタもないまま、哀愁漂う曲を生み出せるあいみょんさんの凄さを感じますね。
「ほろ酔い」は広い世代の男性からも共感されている曲です。
男心をしっかり理解しているからこそ生み出せた曲といえるのではないでしょうか。
異性の感覚を理解しているだけでも、彼女のたぐいまれな力を感じられます。
男性と女性は同じ人間でも、考え方も感覚も全く違う生き物です。
その差はいつの時代においても、埋めるのは難しいといわざるを得ません。
だから男性も女性も、いつだって異性の考えていることが分からずに悩み続けています。
あいみょんさんは、このなかなか埋められない溝を飛び越えてみせたということでしょう。
あいみょんが影響を受けているミュージシャンから?
これといった元ネタはありませんが、彼女が影響を受けているアーティストが元になっているのかもしれません。
あいみょんさんは、昭和から活躍してきたミュージシャンに影響を受けているのだとか。
彼らの曲の雰囲気と「ほろ酔い」は、どこか近いものを感じます。
あいみょんさんが敢えてレトロな雰囲気の曲にした可能性もあるでしょう。
その上で、彼女の歌手としてのルーツになった彼らの音楽を参考にしたとも推測できそうです。
とはいえ、真相はあいみょんさんにしか知り得ませんね。
失恋した男性の気持ちをリアルに表現した1曲
「ほろ酔い」の歌詞について解説しました。
悲しみのあまりお酒に逃げるしかない主人公の姿は、本当に彼がそこにいるかのような雰囲気を漂わせます。
浮気をしていたのが主人公だったということで、個人的にはあまり同情できなかったのですが…。
主人公に対してどんな感情を抱くかは、聴く人によって様々でしょう。
「恨まれっ子世に憚る」をリリースした当時、あいみょんさんは20歳でした。
つまり「ほろ酔い」の歌詞を書いていた時はまだ十代だったのではないでしょうか。
お酒を飲めない歳から、こんなリアルな歌詞を書けるあいみょんさんの実力に脱帽せざるを得ません。
類稀な表現力を持つあいみょんさん、次はどんな曲でリスナーの心をわしづかみにするのか楽しみです!
あいみょん【好きって言ってよ】歌詞を徹底考察!ショッキングな展開に息を飲む?浮気が招いた結末とは… - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
女子中高生に絶大な人気を誇る若きシンガーソングライターあいみょん。今回は彼女の楽曲の中から衝撃的な歌詞が話題の【好きって言ってよ】を徹底考察!浮気された女性の恨みと愛情をとくとご覧ください。
「好きって言ってよ」も「ほろ酔い」と同じアルバムに収録された曲になります。
こちらも浮気がキーワードで、この曲は彼氏に浮気された女の子が主人公です。
しかもこの浮気が原因で、主人公はとんでもない行動に出るのでした。
色々な意味で女性の怖さを物語る歌詞となっております。
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