いいことしましょ
この「いいことしましょ」はあいみょんさんのデビューシングルに収録されています。
19歳という若さということもあり、まだ家で家族と暮らす女の子が主人公となっています。
そしてそんな純粋だったであろう女性の欲望が見事に表現されているのです。
かなり刺激的な歌詞ですが、綺麗な言葉とメロディーでとても美しく思うこの曲。
そんな歌詞について解説していきたいと思います。
リアルな様子
誘導する私
あなたを部屋に連れ込んで
いいことしましょ いいことしましょ
あなたが部屋に来る前に
片付けをしてスペースを作る
出典: いいことしましょ/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
歌詞の1行目。
「あなた」を自分の部屋に招待するシーン。
自分が「あなた」を誘導している様子がうかがえます。
「あなた」とはおそらく彼氏のことでしょう。
歌詞の2行目、そしてタイトルにもなっているこのワード。
まるで今から遊ぶかのような言い方です。
こちらもどちらかというと誘導しているような印象を受けます。
彼氏ではなく自分が先導しているようです。
彼氏は草食系男子なのかもしれません。
そして2回同じことを言っています。
「いいことしようよ、ねえいいじゃんいいことしようよ」というような印象。
まるで腕を引っ張って誘導しているかのようです。
そして歌詞の3行目。
おそらく相手と自分が座ることができる空間をつくるのでしょう。
もし、そのまま男女の行為をするのであれば、その行為に必要な空間もつくったのかもしれません。
このことから、自分がそのような行為をすることをとても期待していることが伝わってきます。
母親にばれている?
あなたが部屋に来る時は
母がきまって顔をしかめる
大丈夫心配ないわ
静かにしてるから
出典: いいことしましょ/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
歌詞の1行目。
彼氏は何度も自分の部屋に来たことがあるようです。
そして2行目には自身の母親が登場します。
母親と一緒に過ごしているということからも若いことがわかるでしょう。
あいみょんさんが19歳のときにこの歌詞を書いているということからも納得できるのではないでしょうか。
そして彼が来るたびに嫌な顔をする母親。
もし清純なカップルであれば、母親は嫌な顔をしないでしょう。
母親も自分が彼と部屋で愛し合っていることに気がついているのかもしれません。
「きまって」という言葉からも気がついている可能性が高いです。
この1文で部屋で行為をするというリアルさ、生々しさが伝わってきます。
そして歌詞の3行目と4行目。
ここからも何度も彼が部屋に来て、そのたびに愛し合っているということがわかるのではないでしょうか。
もし初めて行為をしている場合、おそらくもっと慌てているでしょう。
しかしながら、この歌詞ではどこか余裕な雰囲気が表れています。
愛し合う2人
さらに燃える
優しい愛で この膨らみに触れて
かすかな吐息で 聞こえないように
出典: いいことしましょ/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
この部分の歌詞はとても綺麗な表現で愛し合っている様子が表れています。
1行目の「膨らみ」というのは女性の胸のことでしょう。
この1行目にはとても柔らかい雰囲気を感じることができるのではないでしょうか。
激しいというよりも、穏やかなあたたかい雰囲気を感じます。
その雰囲気が胸の膨らみという柔らかくてあたたかいものにかかっているのです。
また2人がとても愛し合っているということがわかります。
まだ若い2人でありながら、大人のように深い恋愛をしているのです。
そして2行目。
親に気づかれてはいけない、スリルを味わっていることが伝わってきます。
スリルがあるということが、さらに2人の行為を燃えさせるのかもしれません。
男性の欲望
あなたを部屋に呼ぶことは
何を意味する わかってるでしょ
あなたこそ期待してるじゃん
隠しても気持ち膨れ上がってる
出典: いいことしましょ/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん