【Lullaby/三浦大知】歌詞を考察！眠れない夜におすすめ！疲れきったあなたに…優しく響くバラード

眠るだけで今日のミスが帳消しになるの？そんな風に言われても急には信じられません。

明日目覚めたら昨夜とは違う私がいる…、そんなことはあり得ない。

でも「Lullaby」の歌詞はネガティブな言葉で明日を綴りません。

落ち込んで涙をこらえてうつむいています。

こんなに凹んでいる今がいずれ笑い話になるなんて、想像ができません。

でも立ち直れる理由を教えてくれたのです。

覚えている？以前にも『失敗続きで立ち直れない、ここですべて終わり』って言ったことを。

君はそこからまたやり直して、今ここにいます。それを皆も知っているから。

一晩ですべてが解消できることは無いけれど、あの時のようにきっとまた笑顔を取り戻せる。

急ぐ必要はないのです。溜まった悩みや涙をを一つずつ一つずつ、君なら消していける…。

自分だけで悩みのすべてを抱え込まないで、今夜も君と一緒にいてあげるよ。

慌てないで急がないで、ゆっくりとゆっくりと眠りに入ればいいのだから。

今夜の夢はスピードが出ません。進もうとしている時間を引き留めるモノは何？

不思議が当たり前の夢だから、そのままゆっくりと…。

眠りにつくための「Lullaby」が聴こえています。優しく優しく語るように続く子守歌。

「Lullaby」の夢の中に出てくる乗り物として、相応しいのは速度の遅い『汽車』。

しかもどこか故障箇所があるなんて…、ゆっくりと進むしかありません。それでも動き出しました。

真夜中に刻まれる時間は、昼間とは違う速さで刻まれます。

ゆっくりと流れる「Lullaby」に合わせるように優しく進む時計の針。

「Lullaby」が流れる夜はいつもよりゆっくりと眠れるのです。

進み具合の遅い時間の中で見る夢は、果てしなく広がる星空。

輝く空に連れて行ってくれるのは、メルヘンの世界で見た空を飛ぶ汽車でした。

君が戻るべき場所へ向かいます。そこから明日に行けるのです。

いつも独りで泣いてるなんて思わないで、新しい日のために君と一緒にいるから。

君のための「Lullaby」は夜空に瞬く星の様に輝きを止めません。

ここで「Lullaby」のMVをご紹介します。バラードだってフツーに踊っちゃいますよ。

アップテンポよりむしろこれ位のテンポの方が、ダンスの力量が試されます。

そしてこのMVが撮影された場所は？後ろに見えるのは、地球以外の星で見る様な風景。

もしかして火星？どこの大地？実は撮影は国内で行われました。

鳥取砂丘以外にも日本には『砂丘』と呼ばれる場所があったのですね。中田島砂丘は静岡県浜松市にあります。

気持ちの良いダンスの後ろに広がる砂の丘と空。

空の色が次第に変わっていく演出が、心を追いかける「Lullaby」の歌詞とリンクしています。

青空から夕焼けそして星の瞬き、気が付けばMVの世界の虜です。

再び歌詞に戻りましょう。歌は終盤に向かいます。

そろそろ眠くなってきましたか？

「Lullaby」の歌詞を最後まで知ると、最高の眠りが待っています。