【生まれ変わり/星野源】別れと郷愁を織り交ぜた歌詞の意味が切ない…第一生命のCMソング！コードあり

俳優としてドラマに出演したり、エッセイストとして本を書いたり、時にはラジオパーソナリティだったり、いろんな顔を持つ多才な星野源さん。

今回は、シンガーソングライターとしての星野源さんが作詞作曲した『生まれ変わり」をご紹介します♪

『生まれ変わり』は、2013年５月に発売された星野源さん３枚目のアルバム『Stranger』に収録されています。

このアルバムのレコーディング中、最後の曲のレコーディングが終わったスタジオでクモ膜下出血で倒れた星野源さん。

アルバム発売後のインタビューで「これ以上行ったら死ぬよっていうブレーキをかけられた」と語っています。

それほどアルバムレコーディング前は自分を追い込んでしまっていたそうです。

そんな苦しい中リリースされた『Stranger』は星野源さんの傑作とも言えるアルバムです。収録されている曲すべてに星野源さんの”生きることへの想い”を感じることができます。

アルバムができた当時のいろんな出来事を知っているからそう思ってしまうのかもしれません。

ですが、星野源さんの背景を全く知らなくても『生まれ変わり』を聴いたら、きっとその歌詞とメロディーが心に沁みてくるはずです。

星野源さんの想いがこもった『生まれ変わり』。

ぜひ聴いて頂きたくて動画を探してみました。

ですがシングルカットされていない曲のためか、星野源さんのオフィシャルHPにもVictor EntertainmentのオフィシャルHPにもアップされていませんでした。

残念……。

ほんのちょっとですが『星野源-STRANGER IN BUDOKAN【LIVE Blu-ray・DVD Special Trailer】』の動画で聴くことができるので貼りつけておきますね。

1:17頃から『生まれ変わり』が流れます♪

次に、歌詞とコードを両方紹介しちゃいます♪

同じ歌詞が何度も繰り返し歌われるのですが、コードや伴奏の変化で表情豊かに歌うことができる曲です。

残念ながら、文字数の関係でコードを全て引用することはできませんでした……ごめんなさい。

最後に参考にしたリンクを貼っておくので、ぜひコードと歌詞を見比べながら演奏してみて下さい。歌詞の意味も味わって下さいね♪

この後「何度も何度も」のフレーズが何度も出てきますが、最初はギターと星野源さんの歌声だけで始まります。

「繋いだ手」や「見上げた背中」は、きっと子供のころお父さんと繋いだ手、そして見上げたお父さんの背中なのでしょう。

「前を向いたまま」なのは、きっとお父さんとはもう一緒に手を繋いで歩くことができないから。

２度目の「何度も何度も」からはドラムとピアノの音が加わります。

最初のフレーズと全く同じ歌詞なんですが、演奏楽器が増えコードが変化することで昔を懐かしむ気持ちを強く表現しています。

昔のことを想い出して懐かしむきっかけになるような出来事があったのでしょう。

大事な家族との別れなのか、自分の人生の転機が訪れたのか……。

生まれ変わりなんてないから歌を歌うのでしょうか？

『生まれ変わり』が収録されたアルバム『Stranger』のスタジオ収録中にクモ膜下出血で倒れた星野源さん。

一度は退院したものの再度手術が必要と診断され、アルバム『Stranger』リリース後の武道館単独ライブも延期になってしまいました。

勝手な想像ですが、きっとこの時期は星野源さんにとって人生の中でとても苦しい時期だったのではないでしょうか。

倒れた時にはすでに曲はできていたはずなのですが、つい勝手にその時期と重ねてしまいます。

”生まれ変わりなんてないから歌を歌い続けるんだ”という星野源さんの決意のようなものを感じて、ちょっとウルってきちゃいました。