GReeeeNとは?
GReeeeNは、2004年から現体制で活動している4人組ボーカルグループです。
メンバー全員が現役の歯科医師と両立しながら音楽を行っている珍しい活動体制が特徴で、本名や顔の一切分からない独特のプロモーション活動でも知られています。
ストレートな歌詞とキャッチーなメロディが若い世代を中心に人気を集め続けており、「愛唄」や「キセキ」など数々の名曲を発表してきました。
GReeeeN「ビリーヴ」
2015年リリースの配信シングル
「ビリーヴ」は、配信限定シングルとして2015年2月にリリースされた曲です。新曲を3週続けてリリースするキャンペーンの2週目の作品として発表されました。
そのタイトルにも表れているように、夢に向かって進んでいく自分を「信じよう」と訴えかける歌詞が特徴のメッセージソングです。
日本赤十字社の「平成27年度はたちの献血」キャンペーンソングにも起用されています。
アルバム「C、Dですと!?」にも収録
「ビリーヴ」はGReeeeNの2枚目のベストアルバム「C、Dですと!?」にも収録されています。
「花唄」や「イカロス」、「ソラシド」、「オレンジ」など2011年以降リリースのシングルを中心に、初期の名曲「愛唄」なども収録された充実の収録内容のアルバムです。
オリコン週間チャートでは2位を獲得、年間ランキングでも47位を記録するヒット作となりました。
「ビリーヴ」の動画は?
「ビリーヴ」にはMVはありませんが、水泳の入江陵介選手が出演したキャンペーン動画が公開され話題になりました。
作中で自分について語る入江選手の言葉は、「ビリーヴ」で歌われるメッセージとも重なって見た人に勇気を与えてくれます。
スポーツと音楽、それぞれ世界に夢を与えてくれるものがコラボした注目の動画です。
「ビリーヴ」の歌詞を紐解く
これまでの自分を振り返ってスタートへ
今 目の前の世界を見渡してみる
思い焦がれた少年(いつか)の僕が見ている
誰にも言えない涙を忘れてないよ
あの日の君の頑張れに感謝しています
こんな素晴らしい気持ちは
僕の人生であと何回くらい感じるの
だからこの瞬間(トキ)を全てぶつけんだ
出典: ビリーヴ/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
「ビリーヴ」の歌詞では、夢に向かって諦めず進んでいく主人公の物語が描かれます。
そんな物語の始まりは、大きな舞台を前に主人公がかつての自分の姿を見る光景です。
その光景は、動画にも登場した入江選手のようなスポーツ選手の晴れの舞台と重なります。
たくさんの応援を受け、それまでの努力を全てぶつける大勝負の場。そこに立つ気持ちは、長い人生の中でもそう多くはない素晴らしいものなのでしょう。
僕にとっての後悔は諦めた時
悔しさ涙もあの日々も胸(ここ)に連れてくんだ
まだなんにも始まっちゃいない自分で決めた道
だから少し楽しんでこう
始まりの声がする
出典: ビリーヴ/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
そんな大勝負の舞台も、決して夢へのゴールではありません。
その舞台を終えても道は続きます。むしろ、「今」というときはこれからの道へのスタート地点です。まだ何も始まってはいません。
それまでの悔しさや涙も一緒に抱えて、楽しみながら前へと進んでいきます。諦めない限り後悔は訪れません。