『春を愛する人／GLAY』は名曲と評価する人が多数！理由を考察！

「春を愛する人」は作詞・作曲者のTAKUROがアイスランドを訪れた際に、凍てつく冬を乗り越え春を待っているアイスランド人のたくましさや生き方に共感して詞を書いたと後に語っています。

先に歌詞を紐解いたように、凍てつく大地を見ていても春を待つ事の高揚感や期待感を、自分が生きていることへの感謝にたとえ、唄いたかったのだと感じ取ることができますね。

今ではライブのアンコールなどでよく唄われる楽曲になり、GLAYがベストアルバムをリリースする際には必ずこの曲が入っている、まさに名曲となっています。

「春を愛する人」がB面シングルとしてカットされたのに、GLAYの名曲として数えられているのには、歌詞に共感を持っているリスナーが多いことが高評価の原因です。

また、メロディーもGLAYの速いテンポのメロディーと違い、ミディアムテンポで流れます。

心地いい歌詞に、心地いいメロディーが耳障りよくライブでもよく演奏されている事から、名曲として評価されているのでしょうね。

「春を愛する人」が収録されているアルバムは『BELOVED』の9曲目に収録されています。

このアルバムはGLAYをメジャーアーティストとして押し上げた一枚で、シングル・アルバムを通じて初のミリオンヒットとなりました。また、このアルバムは第39回日本レコード大賞のアルバム賞に選ばれています。

では収録曲は何があるのでしょう？

名曲「BELOVED」が収録されていますね。しかし「春を愛する人」がシングルカットされたシングル「口唇」が入っていないことにお気づきでしょうか？

そうなのです、「春を愛する人」はこのアルバムが発売された後にシングルカットされた曲なのです。

「春を愛する人」はGLAYがファンの人気投票の結果を基に作った『DRIVE-GLAY complete BEST』にも収録されています。

このアルバムはデビューから2000年までの楽曲の人気投票をもとに作られたのですが、人気投票の結果「春を愛する人」は7位にランクイン。

当時のGLAYの人気はまさに絶頂期とも言えるほどで、他にもシングルになった名曲は多々あれど、ファンからも認められるB面シングルとして話題を呼んだのです。

GLAYファンならこの曲をカラオケで歌えば「わかってるじゃないか！」と拍手が送られる、そんな名曲なのです。