時空を超えた約束

伝えたくてあの日君に交わした約束
ときめく鼓動を抑えきれず
「好きなものを好きでいられる」この空間は
大人になるより無邪気でいたい
願い込めて

出典: とある始まりの情景~Bookstore on the hill~/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

遠い記憶の中で交わした約束を今思い出しています。

全てを思い出したことの高揚感で鼓動が早まります。

子供のようなピュアな気持ちで好きになることによって、その思いは純化されていきます。

喜びの種が咲かす花の名も
哀しみが流れる川の行き先も
幸せがあれば 寂しくなければ
どうでもいい事なんだろう

(Make it be by yourself)
待ち侘びていた 春の陽射しが
(Yes,Make it be by myself)
見慣れた景色を彩る

出典: とある始まりの情景~Bookstore on the hill~/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

きっとこの先どんなことがあっても大丈夫といえるもの。

本当の意味での相手を想う純粋な気持ちはこの上ない安心感と愛おしさが存在すると同時に、何でも乗り越えられそうな強さを与えてくれます。

目を閉じていた冬が終わり、春の鮮やかさでその真実に気づきます。

今ここで 見つけた言葉が時空を超えて
愛した記憶の鍵を開ける

「好きな女性(ひと)を好きでいられる」この瞬間は
格好つけるより素直でいたい
願い込めて

出典: とある始まりの情景~Bookstore on the hill~/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

この楽曲のキーポイントです。

「今ここで見つけた言葉」によって、ずっと遠い昔からの想いだったことに気づきます。

もはやここでは駆け引きも背伸びも必要はなくて、お互いがありのままであることが大切だったりします。

約束を果たすとき

目を閉じて 想い馳せる時が「夢」の始まりで
目を凝らし歩き出した時が「旅」の始まりさ
恐がらなくてもいい

出典: とある始まりの情景~Bookstore on the hill~/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

信じられないようなことが真実だとわかったとき、急に恐くなってしまうこともあるものです。

夢を見ているのかな、と思ったりもするかもしれません。

でもゆっくり一呼吸してそれを受け入れられたら、もうすでに始まっています。

いつの日か 年老いた僕に残せるものは
この本のページ 走り書きの日々

好きなものを好きでいられるこの人生は
孤独でいるより 力になろう
君のために
願い込めて

出典: とある始まりの情景~Bookstore on the hill~/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

「本」を人生に例えた、懸命に過ごしてきた日々の「走り書き」。

それは「本」と「君」のために生きることを決意した表れでもあるのです。

『とある始まりの情景~Bookstore on the hill~』MV

flumpool『とある始まりの情景~Bookstore on the hill~』MV

百聞は一見に如かず、ということでぜひチェックしてみてください。

木漏れ日がやさしく差し込む本屋さんと、「これから」を予感させるストーリーが秀逸なMVです。

北欧調インテリアの店内にも注目です。

おわりに

【とある始まりの情景~Bookstore on the hill~ /flumpool】歌詞を解釈!の画像

flumpoolの『とある始まりの情景~Bookstore on the hill~』、いかがでしたでしょうか。

flumpoolを初めて聴いたという方もいらっしゃるかもしれません。

曲全体のセピア色っぽい懐かしさや耳になじむアコーステックギターの心地よさを感じて頂けましたでしょうか。

みなさんにとって遠く忘れかけていた約束を思い出してもらえるきっかけになったらいいな、と思います。

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