1番の歌詞
Aメロでは、活動休止いたるまでの、彼らの苦悩が感じられます。
いい音楽を作るために、精神をすり減らしていたのかもしれません。
そして「放つ願い」と言葉は、彼らの音楽や歌詞のことなのかもしれませんね。
大きな声で 声をからして
愛されたいと歌っているんだよ
「ガキじゃあるまいし」自分に言い聞かすけど
また答え探してしまう
出典: 終わりなき旅/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
Bメロです。
この歌詞は、桜井さん自身の独白的なものではないでしょうか。
「愛されたい」という感情が、常に自分の中に渦巻いていたのかもしれません。
ですがそれは、自分本位に愛されたいというものではないでしょう。
誰かを愛し、そして誰かに愛されたいというような意味だと思います。
もしかしたら、ミュージシャンとして、もっと多くの人に曲を聴いてもらいたいという気持ちも含まれているかもしれませんね。
しかし、答えは見つからなかったようです。
終わりなき旅ですからね。
そして、サビについても、「いい音楽を作りたい!」という思いがにじみ出ているようではありませんか?
今よりもっといい曲を作りたい、そして多くの人に届けたいという思いが私には感じられます。
その思いが彼らの原動力になっているのかもしれません。
2番の歌詞
誰と話しても 誰かと過ごしても 寂しさは募るけど
どこかに自分を必要としてる人がいる
出典: 終わりなき旅/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
Aメロです。
一般人である私たちでも理解できる歌詞です。
「自分を必要としてる人」というのは、家族だったり、恋人だったり、もしくは仕事のパートナーだったり。
人それぞれでしょう。
しかし、ミュージシャンがこのセリフを言うとしたらどうでしょうか。
それは、わたしたちリスナーやファンの人のことでしょう。
ここにも、活動休止~再開への心情が伺えます。
もしかしたら、彼ら自身も、ファンの声援や応援に元気をもらっていたのかもしれませんね。
憂鬱な恋に 胸が痛んで 愛されたいと泣いていたんだろう
心配ないぜ 時は無情な程に 全てを洗い流してくれる
出典: 終わりなき旅/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
Bメロでは、恋に悩む人を元気づけるための慰めや応援です。
時間が解決してくれるということなのでしょう。
ですが、再び、ミュージシャンとリスナーという関係で考え直してみましょう。
1番では、ミスチル自身が「愛されたい」と言っていました。
2番では、リスナーが「愛されたい」と言って泣いているのです。
同じ感情が、そこにはあり、共有されています。
そして、続くサビでも、1番と同じように、ミスチル自身の決意や思いを歌詞にしていると考えると、また違った見方ができます。
まとめ
互いに成長し続けるファンとアーティスト
ファンの人たちはミスチルの歌に元気をもらい、ミスチルはファンの一人一人の小さな声援に元気をもらっているのかもしれません。 そして、今もなお人気を保ち続けているのは、終わりなき旅を続けて、成長し続けているからなのかもしれませんね。
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