椎名林檎の「目抜き通り」はどんな曲？
テーマソング！
「目抜き通り」は作詞作曲:椎名林檎の曲で2017年4月20日にダウンロードシングルとして発売されました。
この曲のシンガーはなんと豪華な椎名林檎とトータス松本（ウルフルズ）のダブルボーカル！！
なぜこんなに豪華な組み合わせかというと、実はこの「目抜き通り」は銀座に新しくオープンした大型商業施設「GINZA SIX」のテーマ曲だからです！
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E6%8A%9C%E3%81%8D%E9%80%9A%E3%82%8A_(%E6%A4%8E%E5%90%8D%E6%9E%97%E6%AA%8E%E3%81%A8%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9B%B2)
「GINZA SIX」のオープンが2017年4月20日ということで、楽曲も同日にダウンロード開始されたんですね。
新しい銀座の魅力を表現する曲を依頼された椎名林檎が描き下ろした楽曲。
最初はCMの長さでの短い曲の尺を考えていましたが、作り込むうちに曲の魅力が溢れ出し、結局フルサイズで曲が制作されました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E6%8A%9C%E3%81%8D%E9%80%9A%E3%82%8A_(%E6%A4%8E%E5%90%8D%E6%9E%97%E6%AA%8E%E3%81%A8%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9B%B2)
この曲にあったボーカル＝トータス松本に椎名林檎が声を掛けたということなんです。
「目抜き通り」とは一番人通りが多い通り。日本を代表する銀座にふさわしいタイトルですね。日本でナンバーワン！という気迫を感じます。
2017年のNHK紅白歌合戦でも披露された曲なので、ご存知の方もいるでしょう。
2020年の東京オリンピックに向けて盛り上げてくれる楽曲でもありますね♪
それではキラキラと輝く銀座を舞台にした「目抜き通り」の世界を見ていきましょう！
「目抜き通り」の歌詞の意味をチェック！
イントロ
D'ou venons-nous? Que sommes-nous? Ou allons-nous?
Lorsque nous mourrons, aurons-nous les reponses?
Where did we come from? Who are we? where’ll we go?
We die finally answering in the dark
The world waits in my heart...
出典: 目抜き通り/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
【和訳フランス語】
「我々はどこから来たのか？我々は何者なのか？我々はどこへいこうとしているのか？」
「我々が死ぬ時、我々は答えを持っているのだろうか？」
【和訳英語】
「我々はどこから来たのか？我々は何者なのだろうか？我々はどこへ向かっているのか？」
「真っ暗闇の中で答えを探しているうちに我々は最後には死んでしまう」
「世界は私の心の中で待っているのです」
この世からサヨナラする時、死への大いなる疑問を提示している歌詞です。
何のために生きるのか？何のために死ぬのか？という哲学的な命題ですね。
椎名林檎らしい導入です♪曲への想像が膨らむワクワクさせますね。
フランス語というのがまた良い選択。奥ゆかしくてミステリアスな雰囲気を演出できます。
誰も知らない わたしが何なのか
当てにならない 肩書きも苗字も
今日までどこを どう歩いて来たか
わかっちゃいない 誰でもない
それなら上等 出るとこへ出るわ
当てにされたい 閃きもとんちも
もっと迷いたいもっと色めきたい
出典: 目抜き通り/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
自分は誰なのなか？何なのか迷っている歌詞。
しかし、「出るとこへ出るわ」という強気の感情も吐き出しています。
迷っているのか？強気なのか？良くわからない歌詞ですね。
しかし、自信というものは持ったものが勝ちです。
理由なんてなくてただ自信があるという状態が一番強いのです。
ただの気合ですが、気合こそが人間を動かすエネルギーの源ですね。
自信を失いがちな日本人に対しての椎名林檎のメッセージかもしれません。
広い往来で
本番さ ショータイム終わらない
ああ 生きてる間ずっと
愛し愛され歩いて行こうよ
銀座は、春
最新のネオンサイン探したい
ああ まだ見ぬ仲間達が
まばゆく光り誘っている
出典: 目抜き通り/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
人生をショータイムに見立てています。銀座という土地柄がよく似合う言葉ですね。
さすが椎名林檎チョイス！
これからの人生の仲間たちがまばゆい光の中で誘っています。なんともキラキラしたイメージでしょう。
銀座はこれからも発展を続けていくというアピールでもありますし、日本もまだまだ進んでいくという風にも聴こえます。
いのちの使い道は
日本の夏よ
そう、結果オーライ認めたい
ああ いのちの使い道は
すれ違いざま笑って返す
ほんの一瞬
出典: 目抜き通り/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
「いのちの使い道はすれ違いざま笑って返すほんの一瞬」これはグッと胸に刺さる言葉です。
この言葉は文字通り、すれ違う時に微笑みを返すという意味です。
その他に、人生のチャンスや生きがいは今この時に行動しなければならないということではないでしょうか。
昨日でもなく明日でもなく、人生で行動して好転できるのは今の時間しかありません。
この大切さを椎名林檎流の言葉で表現したのではと思います。
つらい仕事にご褒美のないときも
惚れた人が選んでくれないときも
不幸だった訳がわかっている今は
損しただなんてまるでおもわない
あの世でもらう批評が本当なのさ
デートの夢は永い眠りで観ようか
最後の日から数えてみてほら御覧
飛び出しておいで 目抜き通りへ！
出典: 目抜き通り/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
