大塚愛らしい春ソング「CHU-LIP」
一度聴いたら頭から離れない中毒性を持った一曲
「CHU-LIP」は2007年2月にリリースされた、大塚愛の14枚目のシングルです。
今作はTHE 大塚愛という、ポップで明るく、さらには遊び心も入った彼女の代表曲の一つです。
大塚愛の楽曲は中毒性が高く、一度聴いたら忘れられない曲がたくさんあります。
「CHU-LIP」はそんな中毒性の高い楽曲の中でも、トップクラスの中毒性を持ちます。
覚えた訳でもなく、なんとなく聴いただけなのに頭を占拠するように流れる「CHU-LIP」。
大塚愛自身も、この曲はムカつきながらも何回も聴いてもらえたら嬉しい!と語っています。
リリース直後から様々な話題を呼んだ「CHU-LIP」の魅力を徹底解剖していきましょう!
「CHU-LIP」のPVは深読みすると18禁!?
意味深すぎると話題を呼んだPV
「CHU-LIP」のPVは、楽曲に合わせて明るく彩度が高く、王道の大塚愛という雰囲気を持っている曲です。
しかし、今作はかわいいだけでなく、意味深すぎるという意味で話題を呼びました。
「CHU-LIP」自体が遺伝子の謎を歌っている曲なのですが、PVでもそうした部分が濃いですね。
子供はちょっと見られないような、ギリギリセーフという演出がいたるところで登場します。
知らないとわからないけれど、知っていると相当エグいという演出。
今までそうしたちょっぴりセクシーな演出や歌詞で話題を呼ぶことのあった大塚愛ですが、ここまでまっすぐに表現しているのはかなり珍しいですよね。
遺伝子という点では当たり前というか、しょうがない部分もあるのかもしれませんが、よくOKが出たな・・・と思わざるを得ないところも満載です。
随所に出てくるセクシーな内容はわざと?
セクシーな演出部分について、大塚愛は曲の内容をベースに考えていると語っています。
旅立ったたくさんの胞子の中から、死んでいく胞子もいる中で、最後には違うチューリップへたどり着くことのできる胞子もいる。
それは人間と同じということなのでしょうね。
大人になってたくさんのことを知っていく中で、誰しもが知っているけどあんまり突っ込まない部分を描いているような気がします。
セクシーな演出をわざとやっていることは彼女の発言からも理解できるので、後は見ているこっち側がどう受け取るかですよね。
アダルトな内容なので詳しいことは活字にできませんが、そうしたアダルトな遊び心は大塚愛の楽曲によくある魅力でもあります。
考察すればするほどエグい内容になっていきますが、ぜひ一度PVを考察してみてくださいね。
なぞすぎる「CHU-LIP」の歌詞を徹底解釈!
遺伝子の謎が多すぎる
パパのような人に 惹かれてるような
後に気付く なぞ
ママのような人に なっていってる気がする
年とればとるほど なぞ
恋してれば あなたのすべて All Right!!
理屈も理論もいらないわ Stand Up!!
惹かれてしまうのが 何より証拠
Ah-HA?...
出典: CHU-LIP/作詞:大塚愛 作曲:大塚愛
よく女の子は父親に似ている人を好きになり、男の子は母親に似ている人に惹かれるという話を聞きますよね。
実際好きになってみると、付き合っているときは気付かなかったのに、別れたあとにあれ?そういえば似てるかも・・・?と気付くこともあります。
父親を基準に好きになっていることなんてないのに、気付けばそういう人を好きになっている謎。
また、女の子は年をとればとるほど母親に似てくることも多いですよね。
結婚するときに相手の両親を見ておけという話があるのも、将来似てくることが多いからなのです。
あまり気にしたことはないけれど、考えてみれば謎なことばかりの遺伝子に関する話題。
歌詞ではそうした遺伝子の謎について書いているのです。
それと同じように、恋に理屈も理論もいらない。
気付けば好きになっていて、どんどんあなたに惹かれてしまう。
チューリップの恋模様 チューすればするほど好きになる
チューリップの恋模様 チューすれば気付く運命のお相手
出典: CHU-LIP/作詞:大塚愛 作曲:大塚愛
「CHU-LIP」は花のチューリップと、キスすること(チューを唇にするでチューリップ)をかけたタイトルです。
キスすればするほど、なぜか相手のことをどんどん好きになる。
運命の相手だって、キスしちゃえばきっとわかるさ!と書いているのです。