このアルバムはシングルカットされた曲を集めたものなので、山崎まさよしのヒット曲が多数収録されています。
ファン初心者がどのアルバムから聴いて良いか迷ったら、迷わず最初に聴くべきアルバムです。
『One more time, One more chance』は映画の主題歌にもなり、山崎まさよし初期の代表曲になりました。
9位 FLOWERS
2013年にリリースされた10thアルバムです。アルバム全体スローテンポで心地よいサウンドが多いです。
しかし、『Higher Round』はパワーポップでノリが良く、ライブで盛り上がりそうな曲。
『#9story』は英語の歌になっています。アコースティックギターのリフが綺麗でコーラスが美しい曲です。
8位 IN MY HOUSE
7位 ADDRESS
シングルカット曲が12曲中6曲も収録されている7thアルバムで2006年にリリース。
『NAVEL』は山崎まさよしの良さが滲み出ているアコースティックギターとハーモニカ(ブルースハープ)を用いたカントリー・ブルース調に仕立てています。
ビー玉望遠鏡/山崎まさよし
『ビー玉望遠鏡』」はカントリー・ブルースとジャズを掛け合わせて、華やかでリズムが良く踊って楽しめそうな曲です。
アシッドジャズとの出会い
1980~90年代にかけてイギリスのクラブで生まれた新しい音楽ジャンルのことです。
当時アシッドジャズは世界中を席捲していました。
アシッドジャズ界で最も成功を収めたのはジャミロクワイでしょう。
日本のTVコマーシャルにも登場したことから日本での知名度も高いです。
アシッド・ジャズ(acid jazz)は、1980年代にイギリス[1][2][3][4] のクラブシーンから派生したジャズの文化。ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ等の影響を受けた音楽のジャンル。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/アシッドジャズ
When You Gonna Learn?/ジャミロクワイ
ビー玉望遠鏡は、アシッドジャズのようにジャズ風に仕立てています。
これは、カバー曲でも取り上げているジャミロクワイを意識しているように感じます。
しかし、ジャミロクワイと大きく違う点は、山崎まさよしはジャズ風の楽曲をカントリー・ポップ調に落とし込んでいるところです。
一方、ジャミロクワイはジャズ風の楽曲をダンス・ポップ調にして、グルービーな歌って踊れる曲にしています。
山崎まさよしはダンスではなく、自身のルーツであるカントリーやブルースを基調としており、デジタル音とは距離を置いているように感じます。