GReeeeN「タンポポ」の歌詞が知りたい！『アドバンス』 CMソング♪(動画あり)

未知の世界に飛び込んでいくには、とっても大きな勇気が必要になります。つまりそういう決心をしただけでも不安に打ち勝ったことになるし、そんな強い精神に自信を持っていいのではないでしょうか。

しかも新しい生活には色々な試練や驚きが待ち受けていることでしょう。その経験一つ一つが、また人を強くしてくれるのですね。

不安と期待が両方あってこその人生、だからこそ笑って行こうぜと力強く呼びかけます。

舞い降りた見知らぬ場所でも懸命に根を張る綿毛のように、居場所がなくて弱気になりそうな自分を鼓舞しながら、そこで生きてみようと踏ん張る心意気が読み取れますね。

新しい環境にどう向かい合って、どう日々を過ごしていくかは自分次第です。

旅立ちの日の強い思いを忘れずに、いっそ切なさも孤独も楽しもう、と自分自身に言い聞かせているように聞こえます。

生きる場所が変われば知らないことだらけ。でもその分新しいことを知ることができる、と前向きにとらえています。

この先の人生は晴ればかりではなく、困難な状況にもぶつかると思うけど何とか踏みとどまろう。

雲に隠れてちょっとしか見えない陽の光でも、笑って見上げようと歌います。

晴れていつか花が咲いたならば、懐かしいふるさとまで綿毛を飛ばし、元気に頑張っていることを大切な人に伝えたいんだ、と夢を描きます。

こんな花を咲かせたよ、こんなに成長できたよ、といつか胸を張って言えるように、今を精一杯生きようとしているんですね。

今ここにいる等身大の自分を誇りに思おう、と高らかに歌っています。

GReeeeNというグループ名の由来となっている「green」という単語には、「未熟な」という意味合いがあるので、「不安＋期待＝All GReeeeN」は不安や期待全部ひっくるめての若者なんだ、というニュアンスなのでしょうか。

これから出会う人々、そこから芽生えるかもしれない愛。そんな期待に胸を膨らませて飛び出そうとする姿が、花の種が持つたくましいエネルギーのように強い印象を残してエンディングを迎えます。

居心地の良い今の場所からあえて離れて新天地に向かおうとするとき、そっと背中を後押ししてくれる気がしました。

新しい世界へ飛び立って行く人々に贈りたい1曲、「タンポポ」でした。

歌詞をじっくり見てみると、不安な自分自身を奮い立たせながら、同時に多くの人たちに向けられたメッセージのようでもありますね。

時にぶつかり時に支えあい、人はいつだって人との関わりの中で成長していけるのです。