結成当初の東京事変について
2003年、椎名林檎のバックバンドに椎名自身が参加するような形で結成されたのが「東京事変」です。
当初メンバーは椎名林檎をボーカルに、ギターに晝海幹音(ひらまみきお)、ベースに亀田誠治(かめだせいじ)、キーボードにH是都M(エイチゼットエム)、ドラムに刄田綴色(はたとしき)というメンツ。
デビューシングルとしての『群青日和』
『群青日和』は作詞が椎名林檎、作曲はH是都Mが担当しました。リリースは2004年9月8日、このデビューシングルはレコーディングされる前からロックフェスで先行して歌われており、ほぼ東京事変のフラッグシップとなる曲として、満を持してのレコーディングといったものだったのかもしれませんね。
『群青日和』のミュージックビデオがかっこいい!
『群青日和』は本楽曲のみのバージョンとカップリング曲「その淑女(をんな)ふしだらにつき」が続けて演奏されるバージョンとの2つがあります。
どちらもミュージックビデオ集『tokyo incidents vol.1』に収録されていますが、当時はストリーミング配信されたこともあり、東京事変のかっこよさに引き込まれるオーディエンスは多かったに違いありません。
あの微笑みが気になる!
『群青日和』のMVで魅力的なのはなんといってもあの画作り。
暗闇の中にスポットライトで照らされるプレーヤー、中でも椎名林檎はその美貌でも目を引きますね。
驚くべきは当時と今とで彼女のビジュアルに大きな劣化が見られないこと。おそろしきかな、椎名林檎。経年劣化を知らないのですから。
2003年の椎名林檎
2017年の椎名林檎
おまけに子どももちゃんと二人もいるんですから。「子供と一緒に食べていたら太っちゃう」という言い訳、できませんよね。
福岡から上京後、楽曲だけで無くビジュアルでもセルフプロデュースに明け暮れる日々。東京事変ではデビュー当時からレトロな雰囲気のコスチュームで、「若いのにおじさんのハートをつかむ哀愁漂う歌詞」として注目を浴びていました。
東京事変の起こりはそもそも椎名の楽曲作りのブースターのような感覚だったと思われます。
椎名林檎としての表現の枠組みを東京事変で完全に変えたのかも知れません。
『群青日和』での圧巻は椎名林檎のエレキギターパフォーマンス!
私が気になったのは何よりあのパフォ―マンスが終わったあとの微笑み。不敵な笑みでもなく、ほくそ笑むでも無く、何と言ったらいいか・・・・・・おそらく照れ笑いに近いのではないかと。
あれだけのギターを弾きこなしたあとだし、カメラワークとしてはグイグイよってくるわけですから、弾き終わった後、何となく照れたのでしょうか?
それもまたギャップ萌えというのかな・・・・・・破顔一笑というのか、ハッとさせられるのです。
そりゃ照れ笑いも出るでしょう、驚きのギターコード
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