「美しく燃える森」ってどんな曲なのかな!?
東京スカパラダイスオーケストラと奥田民生
今回は東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)の「美しく燃える森」を取り上げたいと思います。
この当時、スカパラがいろいろなアーティストをフィーチャリングし、ボーカルを迎えて初めて曲を発表していた時期でした。
その後もスカパラは多種多様なアーティストと共演を続けています。
奥田民生のボーカルが、どのようにスカパラと組み合わさっているのか曲の内容を見ていきましょう♪
奥田民生のボーカル曲!
「美しく燃える森」は2002年に発売された東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)の22枚目のシングルです。
キリンビール「キリンチューハイ氷結果汁」のCMソングにも採用されたので覚えている方もいるのではないでしょうか。大人な雰囲気がチューハイに合っていますよね♪
スカパラの歌物シングル3部作の第三弾として発表されました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%8F%E7%87%83%E3%81%88%E3%82%8B%E6%A3%AE
スカパラにはボーカル担当がいなので奥田民生をボーカルとしてフューチャリングした形ですね。
当時は「スカパラに奥田民生!?」と話題になりましたね♪
今、聞いても洗練されているステキな楽曲です♪作詞作曲はスカパラなので奥田民生のフレイバーが少なくなっていますね。
この曲は奥田民生の作曲作詞ではありませんので当たり前です(笑)。ですので歌詞の内容がいつもの奥田民生ではないのでちょっと違和感を感じます。
奥田民生ファンにとっては、いつもとは違った民生の一面が見られるので興味深いですよね♪奥田民生がスカパラの中で借りてきた猫の感じもします(笑)。
奥田民生の楽曲にはホーンセクションが使われることが少ないので、とても新鮮な感じのする曲です。
奥田民生と言うとギター・ベース・ドラムのシンプルなバンド編成が多いので、こういった大所帯もたまにはいいですよね♪
Jazzyな大人の雰囲気漂う楽曲。奥田民生はいつも「ギター1本でロックンロール!」というロックスタイルなので不思議な感じです。
リズムもJazzyなので、このノリに民生の歌が乗ると「奥田民生」VS「スカパラ」のリズムがぶつかる感じで聴いていて楽しいですね♪
ライブでこの曲を演奏したらステージ映えが半端ないですよ!人数が多いというだけで圧倒的なビジュアルパワーがありますもの。
「美しく燃える森」の動画
奥田民生のスーツ姿!
この動画では珍しくスーツ姿の奥田民生が見れます♪いつも、ラフな格好ですから貴重な映像です。スカパラがいつもスーツで演奏しているので合わせていますね。
映像ではやや緊張しているような奥田民生。こんな大人数ですから緊張したのでしょうね。
また、この曲はスカパラ名義なので自分の歌ではないので「失敗できない」と思っていたのかもしれません。他人の曲ですからね。
モノクロームとカラーが交互に映し出される演奏場面。スカパラも奥田民生も渋いですね♪大人の魅力を感じます。
途中で11人全員(奥田民生+スカパラ)で並ぶシーンがあるのですが、やっぱり迫力ありますね!誰ひとりとして笑ってないので、ちょっと怖いです(笑)。
そういう演出ですから仕方ないですが、ちょっと笑顔を見たかったな。渋いアダルトなイメージのPVなので笑ってはいけませんね。
「美しく燃える森」の歌詞もチェック!その意味とは?
歌詞を見ていきましょうね♪
歌は奥田民生が歌っていますが、作詞はスカパラです。この点に注意して言葉を見ていきましょう。
戸惑いを纏って飛んだ
鮮やかな蝶を 独り
静かに見つめた
悲しみを連れて
出口無くして 森の入り口
出典: 美しく燃える森/作詞:谷中敦 作曲:川上つよし
「鮮やかな蝶」という言葉は奥田民生が使わない言葉ですね。
でも、実際に歌っているのを聴くとすんなり言葉が心に入ってきます。やはり、スカパラの演奏が後ろで支えているからでしょうね。
「悲しみを連れて」さまよう姿を描写してしますね。
絡み付く 寂しさで 格好つかないで 迷っていたよ
束ねた譜面を開き 不慣れな手つきで Woh
奏でたピアノから
聞こえてくるのは 呼び止める声 出掛けの「さよなら」
出典: 美しく燃える森/作詞:谷中敦 作曲:川上つよし