春といえば?
皆さんは「春」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
例えば「桜」「卒業」「出会い」「スタート」など、「春」には様々なイメージを思い浮かべることができます。
今回は、そんな「春」のイメージにぴったりの「春の定番曲」に焦点を当て、独断と偏見でランキング付けしたものを紹介していきます。
春の定番曲おすすめランキングベスト10!
第10位:星野源「桜の森」

まずは第10位。
10位には、星野源の「桜の森」がランクインしました。
この「桜の森」は、2014年6月11日にリリースされた星野源の7枚目のシングルです。
このシングルは、星野源として初めての両A面シングルとなり、もう1曲には「Crazy Crazy」が収録されています。
またJ-WAVEの春のキャンペーンソングに起用され、春の新しい定番曲に躍り出ました。
マイケル・ジャクソンを彷彿とさせるソウルフルなダンスチューンに仕上がっており、2014年12月には「桜の森」をA面としたアナログ盤もリリースされています。
歌詞には「鬼」という言葉が登場するなど、桜というものをモチーフにしたどこか幻想的な世界観を表現しています。
花や虫たちが一斉に活気付く「春」という季節を表した詩的なその表現は星野源ならではといって良いでしょう。
主人公の風景を眺める目線がどこか優しげで、サウンドの楽しげな印象と重なって春らしさを演出しています。
第9位:いきものがかり「SAKURA」
続いて、第9位です。
第9位には、いきものがかりの「SAKURA」がランクインしました。
「SAKURA」は、2006年3月15日にリリースされたいきものがかりのメジャーデビューシングルです。
王道ポップスに切ない歌詞が散りばめられ、日本ならではの春の季節感や、風景を上手に捉えた楽曲に仕上がっています。
また、デビューシングルとしては異例のロングセラーとなり、オリコンチャートに31週もチャートインしました。
さらに、週間チャートでは最高17位を記録するなど、いきものがかりの名前を世に知らしめた楽曲となりました。
桜が散る様子を通して、ある2人が別々の道へと進んでいく様子が描かれています。
卒業シーズンの桜に漂う切ない雰囲気。
春というものが、出会いの季節であると同時に別れの季節でもあることを私たちに伝えてくれる楽曲です。
好きな人との別れを通して大人への階段を昇る主人公の姿からは青春の甘酸っぱさを感じます。
第8位:aiko「桜の時」

そして、第8位です。
第8位には、aikoの「桜の時」がランクインしました。
「桜の時」は、2000年2月17日にリリースされたaikoの5枚目のシングルです。
20万枚限定でのリリースとなったこのシングルは、あまりの人気のために手に入れることが難しかった人も現れたそうです。
aikoらしいポップスセンスとリズミカルな楽曲が上手く絡み合って、春のワクワク感が絶妙に表現された楽曲になっています。
また、カルピス乳酸菌飲料「カルピスウォーター」CMソングとしても有名です。
さらに、オリコン週間チャートでは12位を記録し、aikoの安定した人気が窺える作品にもなりました。
恋人と桜を見た思い出を歌った楽曲です。
aikoらしい可愛らしくもどこか切なさを感じる歌詞が魅力の1曲といえるでしょう。
主人公の恋人に対しての深い愛情と感謝が伝わってくる歌詞ですね。
2人で見た桜の思い出を抱えながら、夏になってもずっと仲良くしていきたいという主人公の一途な想いが描かれています。
春の定番曲ベスト7位〜4位までを紹介
第7位:ゆず「春風」
続いて、第7位です。
第7位には、ゆずの「春風」がランクインしました。
「春風」は、2007年3月7日にリリースされたゆずの23枚目のシングルです。
オリコンデイリーチャートでは堂々の1位、さらに週間チャートでも3位を記録するなど、セールス面からもその楽曲が高い評価を得たことが分かります。
この楽曲は元々、インディーズ時代にストリートライブをしていた頃から存在しており、それを基にアレンジを再度し直してのリリースとなりました。
イントロのギターの絡み合い方や、ハープの音色、温かくて柔らかい春の風を感じさせるアレンジが、とても心地よい1曲です。
歌詞は好きな人との別れを歌っています。
想いを伝えられずに離ればなれとなってしまったことへの後悔と、未だに好きでいる気持ちを吐露している楽曲。
胸が締め付けられるような主人公の切ない心境が語られています。
春という季節に感じる爽やかさが、実らない片想いを更に切なく染め上げている1曲といえるでしょう。