リリース情報
2019年4月17日にリリース
【ぼっち党】は2019年4月17日にリリースされました。
収録されているのは4thアルバム「今が思い出になるまで」。
このアルバムは4月29日付のオリコンチャートで1位を獲得しています。
歴代でも単独1位という快挙を成し遂げました。
乃木坂46にとっては記念すべきアルバムということですね。
またこのアルバムのジャケット写真は「乃木坂美術館」をテーマにしているのだとか。
非常に自由で、ありのままの女の子の姿が描かれています。
そのテーマの通り、同曲もまた等身大の女性を描いている楽曲です。
開放的で自由な女性を応援する、そして寄り添う楽曲ともいえます。
初回仕様限定盤Type-Aのみに収録
【ぼっち党】は初回仕様限定盤Type-Aにのみ収録されています。
ちなみに同曲は生田絵梨花、久保史緒里、桜井玲香のユニット曲です。
同曲はこの3人がユニットを組む唯一の楽曲。
そのため非常にレアな楽曲といえるでしょう。
また【ぼっち党】というインパクトあるタイトルが目を引きます。
このタイトルに惹かれて初回仕様限定盤を手に取った人も多いでしょう。
彼女たちのストレートな表現。
そして多くの女性が共感できる赤裸々な歌詞が特徴的です。
表立った舞台ではあまり披露されない同曲。
しかしその率直な内容に、根強いファンも多い楽曲といえます。
曲の情景
女性目線での楽曲
同曲は女性目線で描かれています。
歌詞を見てもそれがすぐに分かるでしょう。
しかし、今までのアイドルソングとは少々異なります。
女の子の可愛らしさを前面に押し出した楽曲ではないのです。
どちらかかというと、「現代女性の本音」といったところでしょうか。
同曲の内容は非常に赤裸々です。
誰にもこびず、リップサービスも一切なし。
シビアな胸の内をそのまま吐露したような内容となっています。
事実、乃木坂46には女性ファンも多数。
男性向けの楽曲というよりは、同曲は女性向けといえるでしょう。
思わず「わかる！」と言ってしまう方も少なくないと考えられます。
またこの曲を男性が聴けば、女性への理解が深まるかもしれません。
テーマは「彼氏が欲しい」！
同曲のタイトルは【ぼっち党】。
これを見るに「1人でいても問題ない」という意味に思えます。
しかし同曲のテーマはその真逆です。
同曲の主人公は切に「彼氏が欲しい」と願っています。
そう、この曲は「恋愛がしたい女性の曲」なのです。
曲中で主人公は彼氏に対する憧れを語っています。
しかしそれに対してタイトルは【ぼっち党】。
これは主人公の自分に対する皮肉でしょう。
好きで1人ぼっちなわけではない主人公。
しかしきっと周囲からは1人でも大丈夫だと思われてしまうのです。
いつの間にか自分は【ぼっち党】になっていた。
そんな主人公の皮肉や焦りなどがこのタイトルに秘められているのでしょう。
なんともシニカルですね。
主人公の人物像
仕事に打ち込むキャリアウーマン
「仕事できるね」なんて言葉におだてられ仕事仕事で来たけれど
大事なもの見逃してたよ
出典: ぼっち党/作詞:秋元康 作曲:庄司裕
主人公はどんな女性なのでしょうか。
歌詞を見るに、主人公は仕事に打ち込んできたようです。
しかしなんだかそれも不本意のように思えます。
というのも、主人公が懸命に仕事をした動機は周囲にあるからです。
周りの人から褒められたことで主人公は一生懸命に働きました。
つまり自発的に仕事をしていたわけではありません。
周囲に乗せられて目の前のことを懸命にこなしただけなのです。
人事評価は上がり、社内での評判もいいことでしょう。
絵にかいたようなキャリアウーマンです。
しかし本人はどこかそれに疑問を抱き始めています。
