we all have a sickness
we all have a weakness
so lie to yourself and deny your forgiveness
we all have a sickness
we're lost in the darkness

出典: RUNAWAY/作詞:Masato・Jacoby Shaddix 作曲:Y.K.C・Masato・Jacoby Shaddix

“俺達みんな病んだ部分を持ってる

俺達はみんな弱さを持ってる

だから自分自身に嘘もつくし自分を許せない

俺達はみんな病んだ部分をもってる

俺達は闇に迷うこともある”

それまで怒りに燃えていた主人公ですが、ちょっと冷静な視線になります。

確かに嘘をつくのは良くないことですが、果たして1度も嘘をついたことのない人はいるのでしょうか。

きっと、そんな人は存在しません。

大小の差はありますが、時には嘘をついてしまうこともあるでしょう。

完全な人間は存在しません。

どんな人間でも病気になったり、思い悩んだりします。

時には道を外れてしまうこともあるでしょう。

「魔が差す」という言葉がある通り、些細なきっかけで、みんな「堕落した独裁者」になる可能性があるのです。

ここの部分はそうならないように自分に言い聞かせているようにも感じました。

批判ばかりではなく、反面教師にもしているわけです。

who was there when you were down
take a look, look around
nobody no one it's over now it's over now
you're out I'm out

出典: RUNAWAY/作詞:Masato・Jacoby Shaddix 作曲:Y.K.C・Masato・Jacoby Shaddix

“お前が倒れた時そこにいる奴は誰だ?

見ろよ、見てみろよ周りを

誰もいない 一人もいない

もう終わりだ もう終わりなんだよ

お前の嘘はバレてる 俺はもう抜けるぜ“

嘘をついて信用を失くしたため、すっかり孤独になってしまいました。誰も助けてはくれません。

相手はそれでもまだ自分についてくる人間がいると思っているのかもしれません。

主人公は相手に言い聞かせるように「it's over now(もう終わりだ)」と繰り返しています。

最後の「I'm out」なのですが、「be out」という語句は意味が複数あります。

“外れる、躍起になる、不在である、尽きる、ばれる、露見するetc…”

「お前が倒れた時、俺は不在だぜ」という意味もあると考えると印象が違ってきます。

相手は主人公達がまだ自分のそばにいると思っていたのかも。

そんな期待をバッサリと否定しているというわけです。

散りばめられた言葉遊びが想像を膨らます歌詞でした。

最後に

嘘をついて裏切った相手へ「逃げろ」と言っている曲だった!

coldrain【RUNAWAY】歌詞を和訳して徹底解釈!!何から逃げるのか…その真実が知りたいの画像

『RUNAWAY』は嘘をついた相手への怒りを燃やす激しい曲でした。

ただ、それだけに留まらずmasatoさんのメッセージも盛り込まれています。

訳していてとても楽しかったです。

時には歌詞に注目して聴いてみるのも楽しいかもしれませんね。

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それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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