きっかけはニコニコ動画
"ニコニコ動画”の投稿から、徐々に人気をだしてきたGARNiDELiA(ガルニデリア)。
今回ご紹介する楽曲は、約3年前に投稿された『PiNK CAT』です。
4thシングル『MIRAI』の2トラックにも収録されています。
アップテンポな曲で、とても歌声が透きとおるように綺麗で、思わず聞き入ってしまいます。
『PiNK CAT』の歌詞は、女性の恋愛模様を表しているように感じます。
ここでは、その注目の的になった歌詞やGARNiDELiAの魅力について考察していきたいと思います!
『PINK CAT』
振り付けつきの、動画も公開!
『PiNK CAT』は、ニコニコでの歌だけではなく、振り付けつきの動画も公開されていますね。
踊っているのはみうめさん、MARIAさん、217さんの女性3人です。
音楽がちょっとアップテンポの感じで、振り付けがK-POPに近いような振り付けに感じます。
振り付けは、みうめさん担当で、衣装はすみれさんが作ったとのことですが、曲にぴったりな衣装と、振り付けがぐっときます。
振り付けを担当したみうめさんに関しては2008年に、こちらの3人は『PiNK CAT』以外でも踊っている動画が公開されています。
気になる方はぜひ一度観てみてくださいね!
『PiNK CAT』の歌詞を考察
ゲーム開始のゴングが鳴る
昨日のKissがまだ
ココロを支配して
卑怯なやり方ね
そっちがその気なら
余裕な顔が Dislike
絶対に許さない
夢中にさせるわ
掴んで離さない
出典: PiNK CAT/作詞:MARiA 作曲:toku
自分が夢中になるくらい、好きな人を絶対離したくないという強い思いが感じられます。
実際に、恋愛において”絶対離したくない存在"なんて、とても少ないと思います。
だからこそ絶対離したくない、離したらもう会うことができないかもしれないと思うと、少し切なく感じます。
冒頭部分での、そっちがその気なら、と少し強気な姿勢もみられますね。
どんな手を使っても、自分が手に入れたい存在。
少し掘り下げると、そう思える相手にはもう出会えないかもしれない、というニュアンスを感じたりもします。
Gameの日には お気に入り Pink Lip
牙を隠して
従順なフリ 甘く鳴いたら
たまらないでしょ?
焦りは禁物よ
Coolにいきましょう
手強い相手なら
尚更欲しくなる
他の子にはDon't touch
よそみは許さない
夢中になるなんて
私らしくないわ
出典: PiNK CAT/作詞:MARiA 作曲:toku
強気なのは動揺を隠すため
”従順なフリ、甘く鳴いたら”なんて男性からしたらギャップ萌えとでもいうのでしょうか。
"能ある鷹は爪を隠す"のことわざがすごく当てはまる気がします。
表は可愛く見えるようにして、裏では計算された行動だった!
そんな女子、いますね。(笑)
でも、とても賢く見える部分もあります。
そして、これは好きだからこそ、の行動でもあります。
たった一人に対してしていることであって、相手が特別であることの裏返しに思えます。
いつもは相手が私に夢中になるのに、珍しく私が夢中になってしまった。
動揺も含めた強気な発言かもしれませんね。
束縛したくなるのは不安だから
必ず手に入れたいと思いながらも、相手を束縛するって事に矛盾を感じます。
人によるとは思いますが、強い束縛は嫌われる傾向にあるといえます。
つまり主人公は、自分だけ見て欲しいという思いに対して、逆に自分から相手が離れてしまうような行動をとろうとしています。
焦りは禁物と言いながらも、相手を束縛する行為が実はちょっと焦ってしまっているともとれますね。
最初は自分の思ったとおりにいったけど、時間がたつにつれうまくいかなくなってきたのかもしれません。
そこで、自分から離さないために束縛することを選んでしまったと思います。
言葉とは裏腹の必死感が伝わってくるようです。