【明日もし君が壊れても/WANDS】〇〇が手がけた歌詞を徹底解釈！『遊☆戯☆王』ED曲！【動画あり】

白と黒というのは恋人の病状の話でしょう。良くなるのか、もう諦めるしかないのか、はっきりしていません。

それなのにずっと待ち続けているというのは、とても馬鹿らしいことなのかもしれません。

見捨てることも悲しいかもしれませんが、奇跡を待ち続けて自分を犠牲にするというのもとても悲しいことです。

そう思いながらも見捨てることができず、ずっと2人にとっての陽が昇ることを期待しているのです。

明日あなたが死んでしまっても、それを受け止める覚悟を持っています。

いつも離れずに、そばにいるということは出来ないでしょう。でも恋人の顔を見ると元気が出てくるのです。

1日どんなに辛いことがあっても恋人の元に行くと、その疲れは一気に止むのです。

強い気持ちを持っていても、ずっとモチベーションを保つことはとても難しいことです。

そんな頃、かつて言われた「あの恋を忘れられない」という言葉を思い出します。

これは自分の先が長くないから、忘れてもらえるように吐いた台詞だったのではないでしょうか。

結局、この物語がどのような結末を迎えたのかは分かりません。

それでももし恋人が死んでしまっても、ちゃんと前に進もうとしているのが分かります。

「僕らは歩き出す」と歌っているので、主人公だけでなく恋人も前に進もうとしているのでしょう。

死を迎えるということをマイナスな意味に捉えずに、前に進むことと捉えているのはとても印象に残りました。

WANDSの「明日もし君が壊れても」をご紹介させて頂きました。いかがだったでしょうか。

筆者がこの曲を聞いて感じたのは、不謹慎な話になるかもしれませんが、坂井泉水さんの死を思い出してしまう歌詞であるということです。

坂井泉水さんはガンの治療で入院している間に亡くなられました。40歳という若さでした。

もちろん生前に作られた楽曲ですが、聴いているとどこかリンクしているように聞こえてきます。

坂井泉水さんが提供した数少ない楽曲として、いつまでも誰かの記憶の中で生き続けて欲しい一曲です。