WANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」ってどんな曲?
ミリオンヒット!!
「愛を語るより口づけをかわそう」は1993年4月17日に発売されたWANDSにとって5枚目のシングル曲です。
シングル曲の中で唯一オリコンチャート4週連続で1位を達成!そしてミリオンも獲得!
この曲でWANDSは3作連続でシングルミリオン達成という大記録も打ち立てました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/愛を語るより口づけをかわそう
「ブティックJOY」のCMソングとしても採用されたので、シングルの売上に貢献したでしょうね。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/愛を語るより口づけをかわそう
作詞は上杉昇、作曲は織田哲郎。織田哲郎の珠玉のメロディーが耳に残る名曲。後世に残る曲とはこの曲をいいますね。
万人に受けるサウンドで構築された「愛を語るより口づけをかわそう」。なんでこんなに売れたのか今となってはわかりません(笑)。
ギターやキーボードの音が非常に聴きやすく録音されていますね。マイルドなのに芯があるといったらいいのでしょうか♪
多くの人に受け入れらるように録音されていますから売れるはずです!時代の空気と音がしっかりとマッチしたからでしょうね。
ミリオンヒットって奇跡のヒットですから様々な要素が偶然的に組み合わさった結果です。
それではミリオンセラーで人気を博した「愛を語るより口づけをかわそう」の世界を見ていきましょう!
「愛を語るより口づけをかわそう」の歌詞の意味をチェック!
上杉昇作詞
メロディーをなぞるイントロが印象的な「愛を語るより口づけをかわそう」。歌詞の世界を深掘りしていきます!
遠い日のフォトグラフ
何故いつも見つめるの
同じはずさ 季節なら変わるけど
ずっと僕らは
ぎこちない笑顔で二人
光受けた 思い出 消えぬように
出典: 愛を語るより口づけをかわそう/作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎
上杉昇のボーカルの響きが美しいのでついつい歌詞の世界に引き込まれますね。
「ずっと以前に2人で撮影したフォトグラフ」デートで何処かに行ったのでしょう。
その時の記念にと撮影した写真を君はいつも眺めています。
写真を眺めているのが少し気に入らない僕。
実物の僕が目の前にいるのになんで写真をばかりを見ているの?と少しご立腹のようです。
季節は移り変わっていくけど、僕達の思い出は変わらないはず。
ぎこちない笑顔で写ってはいるけどかけがえのない2人の写真。
この思い出は消えないよう、永遠であるように祈ります。
サビ!
愛を語るより口づけをかわそう
永遠に戻らない この時間の中
愛を語るより君を感じたい
とめどなく高なる胸がはりさけそう
出典: 愛を語るより口づけをかわそう/作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎
言葉で語るより身体で君を感じたいという愛の想いです。
言葉よりも直接的な身体を通してコミュニケーションを取りたいという告白。
今という時間は永遠に取り戻せません。だからこそ、今という一瞬は君と繋がっていたいという感情。
「君を愛してる」という言葉以上に身体で表現したいという気持ちを歌っています。
「愛している」よりも「キスしたい」です(笑)。
これは完全に男的な感情が強い歌詞ですね。ちょっと女性の気持ちを無視している感じがなくはないですね。
2人ともに惹かれ合っているので問題はないでしょうが、ちょっと気になります……。
女性もこのような身体的な感情がまったくないというわけではありませんが、男は言葉で表現するのが苦手な分身体で表現したくなりますから。
流麗なメロディーによってこの歌詞が歌われるとさらに言葉の力が倍増します。
天才的なボーカリストである上杉昇だからこそ表現できた世界観だと思います。
君への想いで胸が張り裂けそうになっています。心と身体の2つとも想いで張り裂けそうなんですね。
静かな夜に 何故さよならが響く
言葉さえもないままに
ただひとり途方に暮れてた
夢からさめて 寝ぼけたふりで
君をきつく 腕に抱きしめてた
愛を語るより口づけをかわそう
互いの心に 炎ともすように
愛を語るより笑顔を見せあおう
何もかもいらない 君がいるだけで
出典: 愛を語るより口づけをかわそう/作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎
あれ、残念ながら2人は別れてしまったようです……。
静かな夜にさよならという言葉が響いています。たった一人で男は途方に暮れています。
しかし、ここから急展開!!!
実はこの歌詞の部分は夢だったのです。夢オチですね。
男は夢から覚めて隣に寝ている君を確認しホットしました。
なんてひどい夢だったのかしら。
夢と分かれば一安心ですね。君をぎゅっときつく抱きしめてキスをします。
「互いの心に炎ともすように」というのは2つの意味が込められていますね。
愛という感情を燃やすという意味と性的な欲望を燃やすという意味です。
君がいるだけで何もいらない!という力強い感情で「愛を語るより口づけをかわそう」は終わります。
あなたはこの曲に何を感じましたか?
類まれなる才能の恵まれた上杉昇のボーカルを最大限に活かす歌詞とサウンドで組み立てられた「愛を語るより口づけをかわそう」。
久しぶりに聴き返したら新しい発見があるかもしれませんよ♪