コーダの歌詞
そう
すべてはそこにある
見上げていた 高い山
約束の場所はいつも
遠く見えるけど
大地踏みしめ進むだけ
出典: 光と影の日々/作詞:秋元康 作曲:片桐周太郎
努力の先に何が見えるのだろう。
あれだけ遠いと思っていた山の頂上に、いつの間にか着いていた。
「山」とはもちろん、全国大会のトーナメントのこと。
一つ一つの勝利が積み重なって到達する場所です。
今
光は前にある
自分のこと信じろよ
あきらめなければ きっと
空は晴れて来る
君の瞳に映るはず
眩しすぎる夢
道を照らしてる
出典: 光と影の日々/作詞:秋元康 作曲:片桐周太郎
ここでいう「光」とは「希望」のこと。
試合に勝つということです。
くじけそうになるかもしれない、ピンチに陥るかもしれない。
しかし、そこで諦めてはいけない。
諦めなかった者が夢を叶える、勝利するのです。
言葉を変えながら繰り返し、選手達を勇気づけます。
僕たちはあと何回 夢を見られる?
じたばたともがきながら青春は続く
出典: 光と影の日々/作詞:秋元康 作曲:片桐周太郎
そして最後、ひとつのことに捧げる青春を歌い、曲が終わります。
この歌詞の秀逸なところは「青春」を捧げる何かを限定していないところです。
最初に、「熱闘甲子園」のために書かれた曲と説明しました。
しかし、甲子園大会に関わるのは野球選手だけではありません。
このあと紹介するMVには、色々な青春の形が描かれています。
歌唱メンバーは?センターは誰?
ところで、「光と影の日々」が収録されている45thシングル「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」。
この表題曲は「AKB48 45thシングル選抜総選挙」で選ばれたメンバーです。
この年は指原莉乃さんが2年連続で1位を獲得していました。
ただし、「光と影の日々」のメンバーは総選挙で選ばれた上位16名とは少し異なります。
歌うメンバーと、そのときの順位を整理しておきましょう。
ここでは「あいうえお順」に紹介します。
- 入山杏奈:18位
- 柏木由紀:5位
- 加藤美南:76位
- 北川綾巴:64位
- 北原里英:12位
- 兒玉 遥:9位
- 指原莉乃:1位
- 白間美瑠:24位
- 高倉萌香:圏外
- 高柳明音:20位
- 松井珠理奈:3位
- 宮脇咲良:6位
- 矢倉楓子:33位
- 山本 彩:4位
- 横山由依:11位
- 渡辺麻友:2位
センターを務めたのは、大阪府出身の山本彩さんと京都府出身の横山由依さんです。
高校球児、マネージャー、ブラバン、そして写真部
MVでは、山本彩さんと横山由衣さんは、とある高校の卒業生として登場します。
現役高校生のとき、山本彩さんは写真部、横山由比さんは野球部のマネージャーという設定。
他のメンバー達も、野球部マネージャー、吹奏楽部という設定です。
かつて所属していた写真部の廃部が決定し、教員から「写真を引き取るように」と呼び出された山本さん。
部室で過去の写真を見ながら、当時のことを思い出します。
応援のブラスバンドを練習するメンバー、選手達の裏でボールの手入れなどをするメンバー。
山本さんのカメラは、選手だけでなく、関わる女子生徒たちにも向けられていました。
ぜひ、DVDでフルバージョンも観ていただければと思います。
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以上が、「光と影の日々」の歌詞の解釈などになりますが、いかがでしたでしょうか?