東京スカパラダイスオーケストラ【風のプロフィール feat.習志野高校吹奏楽部】歌詞の意味を解釈！

「風のプロフィール」

スカパラと一緒にアンサンブルを奏でたのは世代を隔てた習志野高校吹奏楽部です。

高校生ひとりひとりはまだ名前をなした人ではないでしょう。

しかしアンサンブルという力でスカパラの演奏をさらに広い音域のものへと拡大させます。

世代の差には履歴の違いのようなものが反映しているでしょう。

大ベテランのように揺るがないものを高校生ひとりひとりに求めるのは酷かもしれません。

しかしスカパラは共演者として高校生たちをリスペクトしています。

懐の広い優しさのようなものを高校生たちも感じられたことでしょう。

同じ楽曲を演奏することで一体となれた感覚は高校生たちの未来を切り拓かせるのです。

スカパラが高校生たちに遺した音楽はこの先の未来でこそ花開くはずでしょう。

高校生たちはこの曲を演奏し続けることをスカパラから託されたのです。

世代間のバトンタッチのようなものがここで行われました。

特にスカパラは著作権料の徴収をせずに「風のプロフィール」の楽譜を無料で配信します。

未来の社会でも「風のプロフィール」が聴けるのだとしたらこれほど嬉しいことはありません。

スカパラが採算を度外視してまで音楽の継承にこだわったのは何ででしょうか。

それは彼らが若い世代のよいところを知っているからです。

自身の直感を信じてバトンを好走する伴走者に渡します。

一陣の風というものには寿命があるでしょう。

しかし至るところから新しい風が吹き込んできます。

息を吹き込んで楽器を鳴らす吹奏楽は風です。

いたるところの吹奏楽団が「風のプロフィール」を吹くでしょう。

「風のプロフィール」自体が風になって世界のあらゆる場所で吹いてゆくのです。

音楽の贈り物はこうして継承されるという理想の形がここにあります。

「風のプロフィール」から感じる無尽蔵の優しさのようなものが世界中で風になって欲しいです。

ここまで読んでいただいでありがとうございました。

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中でもエレカシの宮本浩次との共演が話題になった曲の記事をご紹介しましょう。

「明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次」

スカパラの長年の夢であった宮本浩次との共演。

そこに万感の想いを託した熱い作品になっています。

強烈な名曲です。

ぜひご覧ください。