嵐の素顔（工藤静香）振付師が語る秘密とは！？マツコがキムタクに〇〇？歌詞の内容を徹底解説♪

ではここで、「嵐の素顔」の歌詞の内容、意味についても探っていきましょう。

昔よく聴いたという人でも、改めて歌詞を読んでみると、新しい発見が得られるかもしれません。

冒頭のサビです。力強いメロディと歌詞で、一気に歌の世界に引き込まれますね。

こんなにインパクトの強い発言をするなんて、どんな女の子なのか気になります。

最初のセリフは、別れ際に男性が投げた一言ですね。

最近の草食系男子と違い、当時は男性と言えば「自分に頼ってくる、儚げな女の子が好き」な人が多い時代でした。

この部分を見ると、一見強そうに見える女の子が、自分が一緒でなくても大丈夫だから、という理由で彼氏に別れを告げられてしまったことが分かります。

でも、実は強くて自立している女を演じていただけなのに…、という切ない心の叫びが聞こえてくるようです。

銃爪は「ひきがね」と読みます。

失恋して、空に向かって銃弾を打ち込みたくなるような気持ちになったのでしょう。

ドラマチックな表現で、辛い心情がよく伝わってきます。

歌詞全体の中で、最も失恋した時の心の痛みが伝わってくるのがこの箇所です。

本当に辛い思いをした時、呆然として、周囲が現実味を失ってしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。

誰でも良いから、慰めてほしいという切実な思いが歌われていますね。

ここで初めて「素顔」という言葉が出てきます。

嵐のような強さや激情の裏に隠されている、子供のような素顔が垣間見えます。

ちょっと自暴自棄になっているところからも、逆に女の子らしいか弱さが感じられます。

歌詞を要約すると、強く見える女の子も、実はか弱い内面を持っているという内容でした。

外面的には嵐のような、強い外面を持っているけれど、素顔はそうではないと言っているようです。

気が強そうに見える（実際に強いのかもしれませんが）工藤静香にぴったりの歌ですね。

または、好きな人に別れを告げられただけで、荒れてしまう心の内を「嵐」という言葉で表しているのかもしれません。

そう思うと、嵐は誰の心のなかにも発生する可能性があるものと言え、そんなところにもこの歌が多くの人に共感され、愛されている理由がある気がします。