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2016年12月10日更新

米津玄師 「メトロノーム」の切ない歌詞を徹底解説!!

この歌は別れてしまった男性の気持ちを歌っている。しかも、どうやら歌の主人公の男性は相手をまだ愛しているという切ない内容。今回は主人公の男性視点での解釈を取っているので、主人公=「僕」の思いを中心にメトロノームの世界観に触れていきたいと思う。

米津玄師のメトロノームの歌詞の背景を徹底解説!

切ない失恋ソング

インディーズからCMソングでの連続起用により、一躍有名になった米津玄師。今年はROCK IN JAPANでのラストも飾り、その実力も他方から認められている。そして、米津玄師の特徴は何といってもその独特の歌詞、世界観。一見、関係のないようなフレーズも、歌詞全体を通してみるととても大事な意味を持った物であった。米津玄師はそんな驚き、感動を与える歌詞を作り出している。そんな彼の「メトロノーム」を今回は紐解いていきたい。

「メトロノーム」の世界観は??

この歌は別れてしまった男性の気持ちを歌っている。しかも、どうやら歌の主人公の男性は相手をまだ愛しているという切ない内容。今回は主人公の男性視点での解釈を取っているので、主人公=「僕」の思いを中心にメトロノームの世界観に触れていきたいと思う。

1番 別れたばかりの心情

1番は、別れたばかりで、彼女との思い出に沈んでいる「僕」の心情を語っている。

初めから僕ら出会うと決まっていたならば どうだろうな
そしたらこんな日がくることも 同じように決まっていたのかな

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

「いっそ出会わなければ、こんなにつらい思いはしなかったはずなのに…。」
恋心を持った人は、一度はぶつかる苦悩だ。別れる運命ならば、かなわない恋であったのならば、この出会いは必要無かった。失恋を経験したことのある人なら、一度はそう考えてしまいますよね。きっと彼も、彼女と出会ってしまった運命を、呪ってしまいたくなるような心境だったのでしょう。

ずっと叶わない思いばかりを募らせて
お互いに傷つけ合って 責め立て合った

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

叶わないのなら、なぜ僕たちはこんなにもお互い必死になって喧嘩していたのだろう。「僕」は、それだけ相手のことを想っていたのかもしれませんね。

ただ想ってただなんて 言い訳もできずに
去り行く裾さえ掴めないでいた
弱かった僕だ

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

そして、君は僕のもとを去っていった。大事な人なのに、去っていく君を、二度と会えないかもしれない人を、引き止める勇気すら僕には無かった。君をもう一度振り向かせる自信が僕には無かった。
「僕」は、別れたいと彼女に思わせてしまった自分に自信を無くしてしまったのかもしれません。そして、彼女を繋ぎ止める力を持っていなかった自分を情けなく思ってしまったのでしょう。

サビ 彼女を想って

今日がどんな日でも 何をしていようとも
僕はあなたを探してしまうだろう
伝えたい想いが募っていくまま
一つも減らない僕を
笑い飛ばしてほしいんだ

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

僕の中から君が居なくなることはない。でも、もう僕の視界に存在しないはずなのに、ふとした瞬間に喧騒の中で探してしまう。君への思いが減らない愚かな僕を、君に笑い飛ばしてもらえたらどんなにいいか。
きっと彼女は明るい人だったのだろう。そして、「僕」を勇気づけてくれる存在だった。でも、もうその人がいないということを、落ち込んだ時に余計に気付いてしまう。

2番 大事な人のいない日常

味気ない風景だ あなたがいないのならどんな場所だろうと
出会う前に戻っただけなのに どうしてだろうか何か違うんだ

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

君が居ない世界は今までからは想像も出来ないくらいに色あせている。古ぼけたフィルターにかけられたように、全ての輪郭が曖昧だ。君に出会ったことで、僕の世界は変わってしまった。僕のレンズは君にしかピントが合わなくなってしまった。理由はわからない。でも、君は僕の世界の色を持って、一緒に世界から退場してしまった。
「僕」にとって彼女が世界の中心だった。だからこそ、軸が無くなってしまった世界に不安定感があるのでしょう。

きっと僕らはふたつ並んだメトロノームみたいに
刻んでいたお互いテンポは同じでいたのに
いつしか少しずつ ズレ始めていた
時間が経つほど離れていくのを
止められなくて

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

「メトロノーム」の歌詞の中で最も注目したのが「僕の中にはいつも」という部分だ。本来であれば「僕の中にはいつも君がいる」といった歌詞になるはずである。あえて君に関する言葉を入れなかった部分に彼の心情が感じられる。この部分の解釈はいくつか考えられるが、私は言葉に出来なかったのではないかと感じた。「僕」は別れてしまったことで自信を無くしてしまっている。だからこそ、決定的な一言を言葉にできずに飲み込んでしまったのではないだろうか。

3番 これからの人生

すれ違って背中合わせに歩いていく
次第に見えなくなっていく
これからも同じテンポで生き続けたら
地球の裏側でいつか
また会えるかな

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

これからどんどん離れていく君と僕。その内振り返っても見えないほど遠くに行ってしまうのだろう。昔の関係でなくていい。もう一度どこかで巡り合いたい。
「僕」も、彼女がもう遠い存在であることは十分理解しているようだ。でも、どんな形でもいいから、彼女と出会いたいと思ってしまうのだろう。

あなたがいてほしいんだ

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151021-174

最後のワンフレーズ。きっとこれが「僕」の隠しようのない気持ちなのでしょう。無理だと頭ではわかっていても、心ではどうしても彼女を想ってしまう。そんな祈りにも、懇願のようにも思える、男性の心の叫びが感じられる歌詞ですね。

メトロノームはとても正確にリズムを刻む、音楽には欠かせない物。しかし一度狂ってしまうと、自力では決して元のリズムには戻れない。人生も、一度狂ってしまうと元の日常には簡単に戻れない。そんな時、元のリズム【人生】に戻してくれるのは、周りの人、大切な人達です。歌詞の中の「僕」にも、そんな人が現れるといいですね。
忘れられない人がいる…。そんな、大事な誰かを想い続けている人にぜひ聞いてもらいたい一曲です。

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