「SOUL LOVE／GLAY」のPVは〇パターンあるって本当？歌詞の意味&コードも解説♪【必読】

運命の出逢いを果たした「あなた」は「俺」に大きな影響をもたらします。

「眠れぬ夜の過ごし方」「仕事の息抜き」「人間関係」「生きてゆく術」。

つまりは生き方そのものが「あなた」に導かれていきます。

仕事でもプライベートでも、迷った時は「あなた」が道を示してくれました。

運命の出逢いは一瞬で盛り上がって燃え尽きる一時的なものではありません。

「あなた」は「俺」の考え方や人生にさえ影響を与えるほどの大きな存在となりました。

おそらくそれは「俺」だけではなく「あなた」にとっても同じだったのでしょう。

「あなた」と「俺」は惹かれあい、支え合って生きています。

お互いにとって生きる上でかけがえのない存在です。

「あなた」と出逢う前、「俺」は何かから目を背けていました。

「誰かの声に耳をふさいでた」というのは、向き合うべきものから逃げていたのでしょう。

「俺」が目を背け逃げていたのは、自分を取り囲む現実だったのかもしれません。

現実に目を背けたまま過ぎていく毎日。

「ほおづえついた」まま退屈になんとなく過ぎていく日々。

「あなた」との出逢いはそんな生活のドアを開け、新しい日々をもたらしたのです。

「あなた」との心の触れ合いは喜びであり幸福で、生きる実感をもたらします。

「生まれてくる愛にとまどいながら」という、愛ととまどいの間にいる「俺」。

「あなた」を愛する気持ちは日に日に大きくなり、とまどいを感じるほど膨らんでいきます。

共に歩み始めた2人が夕暮れに映す2つの影。

これまでは一つだった影が二つ並んでいる様子を見て「あなた」がいることを実感します。

“さんざめく”とはひどくうきうきとすること、賑やかに騒ぐことという意味があります。

「あなた」と「俺」が並んで歩く夕暮れに伸びる二つの影法師。

「あなた」に出逢えたこと、「あなた」が側にいることへの抑えきれない嬉しさが表現されています。

恋愛に出会いと別れは付き物です。

運命と信じたこの恋もいつか終わりが来るのかもしれません。

しかし、今の二人は運命を信じ未来だけを見つめています。

思い描く未来に二人でいることを信じて疑いません。

この恋の結末がもしハッピーエンドではなかったとしても二人に後悔はないでしょう。

そんな相手に巡り合えた奇跡が素直に、率直に歌い上げられています。

春から始まった曲は、雨の季節、つまり梅雨を迎えました。

梅雨の先に見えている夏。

もちろんそれは初めて2人が一緒に迎える夏です。

やがて来る夏も、その先の季節にもあなたがいます。

これからはずっと一緒に季節を過ごすのだという喜びが感じられます。

短いフレーズの中に、これからは「あなた」がいてくれるという幸福感が込められています。