RADWIMPS 「遠恋」の歌詞の意味を紐解く･･･動画を検索してみる♪

指輪はきっと「あなた」からの贈り物でしょう。主人公にとっては君を感じることのできるものです。

指輪を外す＝あなたから自由になろうとしてみたら、悪いことばかりが立て続けに起こったと報告します。

「恐るべき怨念ですね」なんて、減らず口をたたくのも主人公の性格が表れていますね。

あなたが近くに居なくて寂しいけれど、「あなた」が大切だ気づかせてくれたのはこの「距離」があったからだと語ります。

今離れている「距離」を無限に感じる心を知って、「あなたが好き」と再確認しているのですね。

「遠距離恋愛」ということは、君が見たものを側で一緒に見ることはできません。

普通のカップルなら当たり前にできることが出来ないけれど、でも、出来ないからこそ出来た時には喜びが増しますよね。

あなたと会えるのはわずかな時間だから、僕にしか見せれないものを毎日探す主人公。きっと、君が来た時までとっておこうと考えているんですね。

「遠距離恋愛」は、普通の恋愛みたいにできないことがいっぱいあります。一緒に食事をすることも、同じ景色を見ることも、君の側にいられる時間も足りないでしょう。

しかし、ずっと隣に君がいたらここまで「君に側にいてほしい」なんて考えもしなかったかもしれません。

君が送ってくるメッセージの一つ一つが大切だと感じなくなるかもしれませんし、同じものを一緒に見れる喜びに浸ることもないかもしれないのです。

もちろん、最初は憎んでいた「距離」ですが、そう考えれば「距離」があったからこそ今の恋愛があるのです。

3人は「僕」と「距離」と「君」。「距離」を1人として数えるところが野田洋次郎らしいですね。

野田洋次郎は、他の曲でも人以外のものを人数で数えたりするんですよ。「寂しさ」と「悲しさ」と「僕」と「君」を4人だと「ソクラティックラブ」でも語っています。

3人で歩くと決めたのなら、この距離が開いてたって君への思いは変わりません。

「遠距離恋愛」の代表的な人物と言えば「彦星」と「織姫星」ですよね。僕と君をその2人に当てはめています。

一般的には、彦星が織姫に逢いに行くのですが、この曲では男だからとか女だからとかは関係なく会いたくなったら会いに行こうと歌っています。

A post shared by 野田 洋次郎 Yojiro Noda (@yoji_noda) on Aug 12, 2017 at 8:22am PDT

いかがでしたか？

RADWIMPS初のフィクションとなった「遠恋」は、遠距離恋愛だからこそつながる愛もあるということを教えてくれる名曲となっています。

遠距離恋愛中で寂しい思いをしている人に聴いてほしい1曲です。