後ろめたさと愛しさと…
It may be wrong
それでも加速してく想い
I want still believe
もっと感じたい living this moment
出典: Daydreaming/作詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID
「これは間違いなのかもしれない」という英文から始まりました。
この恋は結ばれない事情があるのでしょうか?
罪悪感を生むような関係性なのかもしれません。
後ろめたい気持ちを抱えながらも、深まる恋愛感情を制御ことはできない…。
でも「信じ続けたい」「この瞬間に生きたい」という言葉もこぼれだしました。
英文は心の声を描写する役割を持っているのでしょうか。
結ばれることがないと分かっていながらも恋におちてしまったという悲しい状況が推測できます。
愛に溺れる
Daydreaming dreaming of you
出典: Daydreaming/作詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID
繰り返されるこのフレーズにはどんな意味が込められているのでしょうか?
そのまま和訳すると「白昼夢で君の夢を見る」。
これは「恋に恋している」という意味合いに近いのかもしれません。
深く「君」への愛情に溺れていることが読み取れます。
それは「禁断の恋」?
So I’m Daydreaming
覚めないで
Nothing I can do
掠れた声で
今夜だけはそばに居てよ
Don’t go
I want Daydreaming
消えないで
We can not go back
離れないように
今夜だけはそばに居てよ
Hold on feel my soul
出典: Daydreaming/作詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID
「今夜だけ」という表現が気になりますね。
つまり、いつもはそばにいてくれる訳ではないということでしょうか?
「一緒にいてほしい」と願っても帰ってしまう。
自分のもとへはとどまってくれない。
そんな関係性が読み取れます。
また、感情が深まった今、「ずっと離れないでほしい」という衝動的な欲求とも捉えることができるでしょう。
いずれにせよ、愛情が満たされることなく不完全燃焼になっている気がします。
「We can not go back」を和訳すると「私たちは引き返せない」という意味。
「私たちは過ちを犯した」というニュアンスに感じられます。
これは「禁断の恋」であることの象徴ではないでしょうか。
2人の恋が実ることはない
夜が明けてしまう
吐息を感じる距離が
なんだかとても愛しくて
動き出した2人の影が
明けてく夜に溶けた
出典: Daydreaming/作詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID
吐息が当たるほどの距離感…これは抱きしめたりキスをしているということでしょう。
2人が愛し合っていることが分かります。
そしてずっと続いてほしいと願っていた夜が明けてしまいました。
そう、「君」は自分のもとを去ってしまうのです。
2人は夜明けまで寄り添い続けたのですね。
やはり深い愛情が感じられ、とてもロマンチックに感じます。
過ちの末に
It may be wrong
それでも加速してく想い
I want still believe
もっと感じたい
living this moment
Daydreaming dreaming of you
出典: Daydreaming/作詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID
「禁断の恋」であることが示唆された今、Bメロのフレーズの意味合いがより感じ取れます。
2人で犯してしまった過ち。
それを自覚していながらも、お互いを求める気持ちは止まるどころか加速してしまうのでしょう。
これを「衝動的」と捉えることも「運命的」と捉えることもできますね。
しかし無情にも、出会うタイミングや環境を誤ってしまったのでしょう。
だからこそ、せめて夢の中で「君」と一緒に居続けたい…。
そう願っているのだと思います。
切ないですね。